表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ひよこサッカークラブ〜愛と友情の成長物語  作者: 宮本海人


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

15/34

第15話 先制点

ひよこも大鷹も2-3-2のシステム。

ひよこは、翔太とかなの最強2トップで先制点を狙う作戦だ。


「ひよこのボールでキックオフか。

ならあれが使えるね。」

「そうだね。」


キッカーはかなだ。

彼女はチーム一、精度の高いロングボールを蹴ることができる。


〜ピーー〜


かなが敵陣左サイド奥深くにボールを蹴り込んだ。

これは、ヨーロッパでも最近流行りの戦術だ。

相手ボールにはなるが、敵陣深くのスローインから始められることで、うまくボールを奪えれば一気にひよこのチャンスになる。

パスワークで劣るひよこにとって、リスクを減らしチャンスを獲得するためのベターな選択だ。


「ナイスキック!」

かなちゃんのお父さんの声が響く。

キックオフから、すでに割れんばかりの拍手だ。


「かな、いいぞ!」

北原コーチも声をかけた。


大鷹のスローインで再スタートする。

すかさず、翔太とかなの2人が猛ダッシュし強烈なプレス、相手に当ててマイボールにした。


ひよこの選手が、ロングスローのアクションを見せる。

「ロングスローに気をつけろ。」

大鷹のコーチの声が響く。


すると、ゴール前にいた翔太がいきなり抜け出しボールを受けに走った。

大鷹の選手が慌てて追いかける。

翔太はボールを受けると、華麗なクライフターンで大鷹の1人をかわし、そのままゴールに向かってドリブルを開始する。

翔太は敵を軽くフェイントでいなしながら、カットインしてシュートコースを探していく。


その時、かなが翔太のすぐ後を交差するように逆方向に走り出した。

つられたディフェンスがかなに目線を移す、その一瞬を翔太は見逃さなかった。


〜ボン〜


翔太が右足を振り抜くと、鈍く重い音が響いた。


翔太の強烈なシュートが右のサイドネットを揺らす。

キーパーが触れることすらできない、まさに完璧な一発だ。


〜うおーっ!!!やったぁ、、、。〜


ひよこ応援団の大歓声が響き渡った。


「孝太、あんなの、翔太、クライフターンとか出来たっけ。」

「いや、僕んちで動画見せたら、ちょっとやってみるって、そしたら次の日にあれ出来たよって、、。」

「いやいや、出来ると実戦で使えるは別物だぞ。」

「他にもいろいろ見せたけど、、。

まあ、、見ててください。」

「マジかっ、、、。」



翔太はみんなとハイタッチをかわしながら、かなにボソッとつぶやいた。


「ありがとう、助かった。

まずは1点。次続けて行くぞ!」














評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ