第3話 新メンバー候補1人目
新しいパーティーメンバーの募集をしてから、1ヶ月が過ぎた。
今日は神の眷属で応募してきた人たちの面接をする日だ。
まず1人目
盾士のサンドル・ケーロン。
男だ。
この時点で俺の中では少しマイナス。
だが、めちゃくちゃマッチョで強そうだ。
盾士じゃなくても戦えそうだし。
「君の強みを教えてくれ」
「俺は《火炎耐久》の天賜を与えられた盾士だ」
「なるほど。火への耐久を持ってるから盾士なんだな。ちなみにランクは?」
「悪いが天賜ランクはAだ。そこだけはお前らの要求には応えられない。」
うーん…要求はSランクだったんだが…
「だがな、それを補えるぐらい俺は体を鍛えているからな。火炎技以外を扱うモンスターの攻撃も大抵の攻撃は受け止めてやれる」
その言葉に、俺が返す前に--
「本当ですね。ちょっと触らせてもらっても良い?」
フィリアが目を輝かせて前に出る。
そして、その横ではエルセーヌまで顔を赤らめながら--
「アタシも触っていい?」
あの2人がここまで反応するなんて想定外だ。
いや、筋肉フェチか?新しい一面を見たぞ。
……ま、まあいい。
まぁ、火炎技を扱う魔王軍幹部がいるという情報もあるし、割と良いだろう。
男であるところ以外は。
クソっ!女性なら火炎技攻撃で防具が焦げてポロリ、なんてこともあったかもしれないのに!
まぁ…実力的には及第点。
……悔しいが、候補には入れておくか
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