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第2話 パーティーメンバー募集

アルターを追放した俺たちは、早速次の一手に動いた。


 先日追放したアルターの代わりを探すため、俺たちは国の中でもランクの高い天賜を持つパーティーが多く在籍するギルド、ゴッド眷属サーヴァントでパーティー勧誘を行うことにした。


 Sランクの天賜を持つ者が多い、まさにエリート集団だ。


 ここなら俺たち“勇者パーティー”にふさわしい人材も見つかるはずだ。


 条件はこうだ。


 勇者パーティー新メンバー急募

 希望職種 盾士or弓士or鑑定士

 希望天賜ランク S


 追記

 性別不問!(本当に女性でもいいよ!)



 最後の一文は俺のこだわりだった。


「……レイン、その“女性でも大歓迎”って、ちょっと強調しすぎじゃない?」


 銀髪ボブのヒーラー、フィリアが怪訝な表情で俺を見る。

 隣でエルセーヌも腕を組み、何やら考え込んでいた。


「いやいや、強いイメージを柔らかくしたかっただけさ。“自信のない人も歓迎”って意味だよ? 誰だって最初は不安だろ?」


 もちろん、俺の本音--新たな美女を加えてハーレム作戦--は心の奥に封印しておいた。




 それに今回重要なのは役職だ。


 そもそも冒険者が存在する理由。


 それはエリラント王国が今なお魔王軍の脅威に晒されているからだ。

 最終目標は魔王を倒すことに他ならない。


 今回の募集であの盾士や弓士、鑑定士の誰かを仲間にし、遠距離攻撃や防御、トラップやアイテム監査の質を高めたい。


 それに運が良ければ魔王軍の七幹部の撃破に繋がるかもしれない。


 そんな期待に胸を膨らませていた、その時-


「ギャハハ!見ろよコレ、募集板に“荷物持ち積極的にやります”だってよ!」


「誰がそんな募集出すんだよ、正気か? いや逆に気になるわ!」


 ギルドの一角で、見知らぬ冒険者たちが貼り紙を見て爆笑している。


 ……ん? “荷物持ち”って……まさか!


 恐る恐る視線を向けると、そこには確かにあった。


 パーティーメンバー募集

 希望職種 なんでも

 希望天賜ランク なんでも


 追記

 荷物持ちやります!


 どうやらアルターもこの街のギルドでパーティーを募集しているらしい。


 荷物持ち積極的にやるなんて、あいつぐらいだしな。


 追放した身だが、Cランクの天賜でこのレベルの高いギルドで募集している勇気には関心する。

 まぁ集まればいいが…ククク

お読みいただき、誠にありがとうございます。

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