第17話 勇者討伐チーム結成
アルターたちパーティーメンバーが集まった。
俺はカナに話したことを改めて3人にも伝えた。
「そこで提案だ。ただ、この提案はとても危険を孕んでいる。だから、断ってくれても構わない。…俺と一緒に勇者を倒しに行ってくれないか?」
「あはは!何を今更…そんな提案、俺たちはここに呼ばれた時からそのつもりだよ、レイン!……全く、何年君と同じパーティーにいたと思ってるんだ?君の考えることは自分のように分かるよ」
「ウチも賛成!フィリアちゃんたちを倒した勇者、許せないもん!」
「もちろんボクも!」
「ワタシもよ」
「うぅ…ありがとう。みんな」
「そんなにかしこまるても…ただ、今回のクエストは危険すぎる。だから、パーティーを選抜することにした」
「選抜?」
「あぁ…そもそもフィリアやエルセーヌはまだ目を覚ましていないし、サンドルの看病もある。だから、マリアとハルにはここで待っててもらうことにする」
「ごめんね、レインさん。一緒にいけなくて。その代わり、看病は任せて!フィリアちゃんたちをしっかり見守ってるから!」
「そうそう。ボクたちに任せて、レインたちは戦いに集中してね!」
「ありがとう…マリア、ハル。…でも、もう1人はどうするんだ?今のままだと、俺とアルター、カナの3人だぞ?」
「それに関しては心配ないよ」
ーーガチャッ!
突如、扉が開き、そこに現れたのはーー
「お久しぶりですね。レインさん。また会えて嬉しいですよ」
現れたのは、
鑑定士のマーラ・スチュアートだったーー
以前、俺たち勇者パーティーの新メンバー募集にも来てくれていた。(第5話参照)
「彼は知っての通り、鑑定士だ。もしかしたら、あの洞窟にはトラップが仕掛けられてるかもしれないし、適任だと思ってね」
「改めて、マーラ・スチュアートです。今回の件、もう事情は聞いております。一緒に勇者を倒しましょう!」
こうして、俺、それにアルターにカナ、マーラを加えた勇者討伐チームが結成された。
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