人間の友達。
フリカ「さーてと、なにしようかなぁ~…」
???「な、何あの子、羽がついてる??なわけ無いか……多分コスプレだ、よね?」
少女が一人フリカの見えるところで立ち止まり、困惑する。
フリカ「あ!ねぇねぇ!貴方!」
???「わ、私!?な、何?」
フリカ「私、冒険してるのだけれどここがどういうところか教えてほしいんだ!幻想郷から来たからよく分かんなくて」
???「げ、幻想郷?えっと貴方は?」
幻想郷と聞き、少女は困惑する。
フリカ「あ!自己紹介してなかったね!私はフリカドールスカーレットだよぉ!」
???「フリカドール?わ、私は星空映羽だよ、よろしく…」
フリカ「よろしく!私のことはフリカって呼んで!」
困惑するが、それに見かねてフリカは自己紹介をすると少女も自己紹介をし名を「星空映羽」といった。
映羽「わ、分かった」
フリカ「私はね!さっきも言ったけど幻想郷から来た吸血鬼だよ!」
映羽「吸血鬼?そんなの夢物語じゃないんですか?それはコスプレじゃ?」
フリカ「そうじゃないよ」
そう言ってフリカは空を飛んでみせると映羽はびっくりする。
それにびっくりして映羽は真っ青になる。
映羽「じゃ、じゃぁ、血を吸うんですか?」
フリカ「吸ってもいいけど、優美奈や霊夢、お姉様たちに怒られるからやらない」
それにほっとする映羽。
映羽「じゃぁ幻想郷って異世界なの?」
フリカ「幻想郷はね、異世界じゃないよ。外の世界から隔離された世界なんだよ、幻想郷は人間に妖怪や神様、吸血鬼色んな種族がいるところなんだよ!!」
映羽「すごい、そういうのって本当にあるんだ!」
フリカ「あのね、私ね行く宛がないんだよね!」
映羽「じゃぁ、うちに案内するよ!!あっでも羽はとか隠せたりできない?」
そういわれるとフリカは悩みつつも羽を上手く隠した。そうして映羽の家に案内されると母親らしき人物に声をかけられた。
???「あら、映羽の友達?始めまして!星空美琴です!
フリカ「始めまして!フリカドール・スカーレットです!!」
お互いに自己紹介すると、映羽はそそくさと自分の部屋に案内した。
映羽は部屋に付くとこの世界についてやルールなどを説明し始めた。
フリカはそれを聞くと「なるほど」といった。
母親に泊まる事を話すと泣いて喜んだ。
次の日…
フリカはまたどこかに出掛けようとしたが映羽に止められた。
映羽「まってよ、フリカ!」
フリカ「ん?どうしたの?」
映羽「私もついていきたい!」
フリカ「分かった!いいよ!」