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6 駅ホーム

「いつか君と小さい家に住みたいよ。狭い家の中でいつもそばに君のぬくもり感じてたいよ」

すると女は言った。

「ちんぽも志も小さい野郎だぜ」


いつもの下らない夜だった。


次の日の朝、男は駅のホームで電車を待っていた。

「うん、昨日の仕事は楽だった」

「給料はあんまり変わらない。この前より体力使わないから楽」

「脱ぐだけだから」


化粧の濃い目な若い女性が携帯で同年輩の女友達らしき人物と情報を交換しているらしかった。静かな日差しが差し込むのどかなラッシュアワー後のやや遅めの朝、田舎の駅のホーム、人はややまばら。5メートル以上離れていても聞こえてくる携帯電話の会話。信じる物など何もない世界。

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