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35-1 夢から覚めるとまだ夢の中で、もう一度覚めるとまだ夢で、さらにもう一度さめるとまだ夢だった。

 人生はゲームと誰かが言う。私はそのゲームとやらを楽しめない。人生はゲームだという考え方を楽しめないし、その考えを聞いて人生の見方が少しでも変わったかと聞かれれば、もし変わったとしても空しさがあるだけ。

 空しさよりも慰めか何かを探す。思えばいつも、よりましな慰めを求めて生きていく。望んで死んだ人もいる。大勢いる。

 空虚な慰めでなく、何か中身のあるものがないかと思う。そんなものないのかもしれないとも思う。

 神様という目に見えない存在でなく、目に見える何かを思っていないと楽しみがない。

 知らない人が知っていて、知っている人は知らないものとは何なのか。



 幸せや善や悪や、そういった言葉が便宜のためだけの言葉なら、一体誰の便宜を図るためなのかを知りたいと私は思うようになります。きっとずっと前から、私はそれを知りたかった。でも、私はそう思ってここに来ているのさえ知らないうちに分からなくなって来ていたようです。ここに来てふとそんな思いが私にやって来ます。これからは上辺だけの考え方でなく、誰もが納得できる分かりやすい答えを求めて先へと進もうと思います。

 

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