表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/8

8. 旅に出る

ここら辺から数字を英数字に変えます。

 そこからというものの、ずっと能力操作の練習を続けた。

しかし、家という閉鎖的な空間では練習にも限度があった。

今の状態では戻れたとしてもせいぜい1日ほどだろうそして、僕は

『鑑定』

と念じた。


______________________________________

4LV

名前    ー   ユウ

能力    ー   全てを操作する能力

鑑定スキル ー   4

体力    ー   50/50

攻撃力   ー   30

防御力   ー   15    

能力量   ー   40/40


〈スキル〉

なし

______________________________________



なるほど。

今まで安全な場所で生きてきたため、全体的に低い。

しかし、偶然生まれも育ちも安全だっただけで、ここら辺から少し遠くに行くと危険な地帯だ。

鑑定は暇な時にやっていたため、4まで上がっていた。


ここから出て実践を積んで、ステータスを大幅に上昇させないと10年という膨大な時間を戻るのは難しそうだ。


僕は荷造りをすることにした。ここを少し離れたところに冒険者ギルドがあるらしい。

そこでどうにかして実践を積むことにしよう。


そして準備も終わったので最後にお嬢様の部屋に立ち寄り


「絶対に救って見せますよ。」


と決意をした。

そして名残惜しいが僕は部屋に置き手紙をしてき、この屋敷から出ていった。




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜メイド視点〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ユウ様の部屋に入ったらなぜか誰もいなかった。

しかし、他の場所では見かけてないはず…と考えていたらベッドの上に置き手紙があることに気づいた


_________________________________________

 屋敷の全員へ


ユウです。

お嬢様を救うために旅に出てきます。

絶対に救うので。

ここでは救えなくとも。

_________________________________________


ユウ様が出ていった理由がわからない。

お嬢様はもういない。どうして救えると思ったのだろう。

そうか。もう正気じゃないのか。

ともいながら私は部屋を後にし、屋敷の人に報告しにいった。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ユウ視点〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

しばらく歩いた後に冒険者ギルドの入り口についた。

そして、入ると色々な受付があり驚いた。

会員受付やパーティ作成受付、なんと2人組を組むところまであった。

そこで、周りを見渡していたら急に後ろから肩を叩かれた。

後ろを向くと、そこには少女がいた。

水色のショートヘアで色白の少女だった。

とても冒険者ギルドにいるとは思えない肌の色に驚きながらも


「どうなされましたか?」


と聞いた。

そこで僕はその後ろにも複数人がいることに気づいた。


「私たちとパーティを組みませんか?」


なぜか僕は見知らぬ人にパーティへの誘いを受けた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ