6. ステータスと能力
12/21日にステータスの見た目と鑑定の仕様変更
そして、ついた場所はとても広い庭だった。
ここに普通の家10個は入るほどの大きさだったので、僕は驚いていた。
そこで彼女が
「今からここで、あなたのステータスを確認するわ」
と言われた。
ステータス?確認?僕はなんのことかさっぱりだったため、首をかしげながら考えていた。すると彼女が不安そうに
「まさかステータスを知らないなんて言わないわよね?」
と聞かれた。
そこで僕は正直に首を横に振った。そうしたらとても驚いた様子で
「知らないの!?これは予想外だったわ…まずステータスを簡単に説明するわ、と言うよりそれの本でも渡すわ」
と一冊の本を渡された。
そのまま彼女は屋敷に戻ってしまったので、僕は自室に戻ってもらった本を読み始めた。
(っとこの章か)
『 ステータス
〈ステータスとは〉
ステータスとは個々に存在する人に対する評価のことである。
ステータスは鑑定のスキルを身につけると視覚的に見る事ができる。
ステータスはLVとHP、OP、DP、APのLVと4Pからなる。
LVは自分の総合的な4Pを数値に表したもので上限はない。
HPとは自分の体力を可視化した数値で、上限はLVとともに増えていく。
OPとは自分の攻撃力を可視化した数値で、その数値と比例して攻撃の威力が上がっていく。
DPとは自分の防御力を可視化した数値で、その数値と比例して攻撃を受けてもHPが減りづらくなる。
APとは自分の能力の残量を可視化したもので、この上限もHPと同じように増えていく。
〈能力とは〉
能力とは、全ての人に生まれた時に付与される力のことである。
能力には様々な種類があり、同じ能力を持った人は二人と存在しない。
能力も鑑定スキルで見ることができる。
発動しようという意思があるかつ能力量が0でない限り発動できる。
〈鑑定スキル〉
『鑑定』と自分をイメージしながら念じると自分のステータスを見れる。
もし、他の物の鑑定をする場合自分よりLVが高い者のステータスは鑑定できない』
なるほど。
(まず能力というものがあるのか)
と思いながら僕は自分をイメージしながら
『鑑定』
と念じた。そうしたら目の前にステーテスの表が現れた。
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53LV
名前 ー ユウ
能力 ー 全てを操作する能力
鑑定スキル ー 3
体力 ー 2500000000/2500000000
攻撃力 ー 5000000
防御力 ー 2000000
能力量 ー 100000000/100000000
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「なるほど…」
と僕は周りの空気を“操作”しようとした。
そうしたら思った通りに動き、風の渦が僕の周りに出来上がった。
「なにこれ…」
と後ろから驚愕の声が聞こえた。
そして、後ろを振り向くとお嬢様が僕のステータスが映し出されているところを見て驚いていた。
なるほど。
他の人にも鑑定したステータスは見えるのか、と僕は思った。
そして彼女に
「どうしてそんなに驚いているんだ?」
と聞いた。
血が湧いてくる感覚がする、能力が溢れ出てくる。
「だって、あなた…LVと4Pの数がおかしいでしょ、、」
僕のステータスは異常らしい。
僕は頭の片隅で過去が思い出される感覚を味わっていた。
鑑定スキルは受け継げなかったんだよな
過去の僕の過ちを思い出していた、あぁ、あの頃を思い出す。
どうも、ゆーやけです。
今度は僕のシリーズから次の作品を投稿します。繋がってますので、ぜひそちらも読んでみてください