13 RPG その6
☆13 RPG その6 ☆
僕達は、ファイナルドラゴンファンタジー2、
略してFDF2と呼ばれるRPGをセーブしていた
続きからロールプレイしながら遊ぶ。
王都は大きな堀に囲まれていて、
王都へ行くには、橋のかかった小さな村を通らなければならない。
王都の前の小さな村に入ると
そこは、桜の花びらが舞う桜並木の廃村があった。
「なんだか綺麗な村でござる」
「桜の花びらが舞ってるわ!」
「キレイですね!」
僕は、そのまま村の奥へと進む。
僕のキャラの歩みが止まり、
イベントシーンが始まった。
空から紫のロングヘアをたなびかせた、
白いロングドレスを着た女の子が落ちてきた。
僕のキャラが女の子をキャッチして
お姫様ダッコをする。
「凝った演出ね」
「幻想的なシーンですね」
「空から女の子が降ってくるなんて創作のテンプレでござる!
(恋の)ライバル登場の嫌な予感しかしないでござる!!」
詩羽先輩は、ロールプレイと本音のごちゃまぜになってしまっている。
ライバルって……。
ござるキャラでヒロインのつもりだったんですか先輩。
女の子『ありがとう、毒消しをもっていませんか?
毒にやられて力尽きて落ちてしまいました』
毒消しをわたしますか?
⇒ はい
いいえ
「どうしましょ? はいでいいですか?」
「いいわよ」
「OKです」
「だめーーーーでござる!!」
「なぜですか? ウタハ先輩」
「そいつは、空を飛んでいたし、魔王かもしれないでござる!」
「それでも、恩は売っておいてもいいと思うんですけど」
「そうね」
「助けてあげたいです」
「ぬぐぐ」
「それでは、3対1で助けるってことで」
僕は、「はい」を選択する。
女の子『ありがとう。 私の名前は、マオ。
盗賊退治をしていたら油断して毒を受けてしまって、
王都に帰って治療しようと、貴方達は命の恩人です』
「やっぱり魔王だったでござる!」
「いや、マオですって」
マオ『ゴールドだけのお礼で申しわけないけど、
1000ゴールド受け取ってください』
僕達パーティーは、1000ゴールド貰った。
マオ『王都まで案内するわ。 一緒に行きましょう』
僕達は、マオと一緒に王都へと行く事になる。
つづく。




