始まり?
「隊長、王からの命令です!」
椅子に座りながら寝ていたが、ケニーが声を張って報告してくる、寝起きに聞くこいつの声は、少々いや大分ウザイ。
「内容は?俺たちが動くほどの命令かそれ?」
「はい、南にある首都アースにドラゴンか現れたそうです!」
あの一話で出てきたドラゴンか?
・・・
ただのモブドラゴンと思ってたら、一話どころか0話に出てくるとは。
「よしわかった、明日出発する後のことは任せた以上」
首都アース、妖精の国が隣国にあり、妖精と最も有効的な関係を結んでいる、と言うのは表向きの顔、裏の顔は妖精の監視である、理由は強いからである、そしてこのアースには・・・以下略
帝都からアースまではそこまで遠くなく、道も整理されている、
整理されていると言ってもこの世界には魔物がいる、普通なら現れてもおかしくない、異変は他にもある、"空間把握"に全く妖精が反応しないことだ。
「アリアすまないがテレポートで妖精の国に様子を見て来てくれ」
ケニーをチラリと見ると、渋々と返事をする。
…お!!まじかこいつら付き合ってんの?
アリアが妖精の国にいった三時間、この二人の上司としてスピーチの内容を考えていた。
アースについて思った、
思ってたより以上にひどい、ひどすぎる。
ここまで徹底的にあらされた国は聞いたことがない、そして何よりも驚いたことにアースが魔物に占拠されている!
「隊長大変です!妖精が、妖精の国が消えました!」
「消えた?どゆこと?」
「は、はい!妖精の国があったアースの南に大きな穴が空いていました!」
・・・・ふむ
大きな問題は2つ
アースに住む魔物そして妖精の国が消えたこと
ふむふむ・・・・ふむ!
「どうしますか隊長?」
「ドラゴン討伐だけに集中しろ!・・・・
他のことは知らん!」
ドラゴンドラゴンっと敵感知で探していると、意外と近くにいやがった!
「アリア、各班に伝えろただいまよりドラゴン討伐を行う!訓練通りに動け必ず勝つぞ!」
「ドラゴンはどこにいるんですか?」
「ケニーこの下に穴開けてくれる」
「?、わかりました」
ケニーは大地に手をつく
やっぱこいつの超・異能力はすごいな
みるみるうちに大きな穴があく
開く穴から見えてくるドラゴンそして・・・・あれは人間か?
ドラゴンが地から飛び出した、
久しぶりに見るドラゴンは想像以上にでかい!
ドラゴンってこんなに成長すんの!
一話の時が可愛く見えるぜ
ドラゴンとの闘いは長期戦になってきた、いやドラゴンだけなら勝てるかもしれない、
苦戦しているのはアースに住む魔物のせいだ、正直うざい
下級ではあるが数が多い数が!
軽く200匹はいる、ちょっと引くはこれ
「・・・・隊員に伝えろドラゴンはもういい、下を先に片付けろ!・・・・あれは俺が殺る」
「わかりました・・・でも大丈夫ですですか1人で?」
1人・・・1人か、1人のようで俺は1人じゃない・・・行くぜ巨人さん!
《うす!マスター》
結果から言って隊長はドラゴンを三発で倒した。
私の前にいたのに一瞬でドラゴンの前に現れ、そこで顔に一発
次に巨人の力を使って、地に引きずり降ろし、背中に一発
その攻撃でドラゴンは飛べなくなった
そこで、ドラゴンは隊長との闘いで唯一の抵抗を見せた、大きく開けた口から火を吐く、その開けた口に一発
計三発でドラゴンは戦闘不能になった。
闘いを終えた隊長にケニーが近付く、
隊長は・・・気付いていない、行けるかもしれない、隊長を・・・殺せるかもしれない!
この国で一番早く出世できる方法、それは
"下克上である!"
「お前ら・・・殺気が駄々漏れだぞ」
「やっぱり隊長は凄いな、これでも消してる方ですよ俺」
「あー違う違うお前じゃなくてアリアの方」
「申し訳ありません、ここで死んで下さい」
「仕方ないな」
「すいません、さよなら隊長」
ケニーの十八番は威力、凄まじい切れ味そしてスピードこの三つを組み合わせた、一撃
だが弱点がある、連発が難しいことそしてどんなに早くても俺には見えて反応で・・き・・・る!、
後ろかの襲撃に気づかなかった
敵感知に反応しなかった、なんでだ?
・・・・・・
俺は神秘的な空間にいた、一度来たことがあるような、だがよく見ると少し部屋の雰囲気が違う、一番違うのは目の前にいる女神?が前と違うことだ
「あなたの言葉よく知っています、記憶を少し部屋の見させてもらいました、お疲れでしょう少しの間休まれたらどうでしょう」
「こんな硬い床でねれ・・・る・・・かよ」
「さよなら、勇敢なる魔王様」
目覚めると見慣れた天井が拡がる。
なんだ夢落ちかよ
体が重い、寝すぎたか?
時計を見ると午前10時、終わった完全に遅刻だよこれ
少し考えて今から行くことにした
お腹が空いた
キッチンにいくと朝ご飯がおいてあった、電子レンジにいれて温めている間、テレビを告げる。
チン!
電子レンジから聞こえる音に気づき朝ご飯を取りに行く、椅子に据わると黙々と食べる、美味しい!
昨日も食べたはずなのに、懐かしい感じるのはなんでだ?
制服の着て学校にいく準備をする、玄関のドアを開けると日差しが眩しい。
学校に着くと多くの人とすれ違う、だが俺に気づく奴はいない。
席に着こうとすると、椅子はなく机には多くの落書きがあった。
「おい!五島元気か!」
爽やかなイケメン君が話しかけてくる、誰だっけクラスの人と関わりがないからほとんど名前覚えてない
「あぁ、元気だよ」
「席に着かないの?ほら座って座って!」
「座りたいけど椅子がなくて、椅子とってくるよ」
俺がその場から離れようとするとイケメン君が呼び止める
「え!いつも通り床に座りなよ」
回りには、笑うもの、黙殺するもの、だが止めようとする者はいない
先生がきても俺は床に正座している
長い時間正座していたから足の感覚がない
「いま帰りか?ちょっと屋上来いよ」
イケメン君他モブ3人がニヤニヤしながら話しかける
屋上に着くと一人の男子生徒、そしてビッチ臭溢れる女が二人いた
腕を掴まれて屋上の隅っこまで連れて行かれる
「おい、五島おまえは鳥だ!この屋上から飛んでいけ」
「は?」
「飛べ!はいみんなもご一緒に!」
「「飛べ!飛べ!飛べ!飛べ!飛べ!飛べ!飛べ!飛べ!飛べ!飛べ!飛べ!飛べ!飛べ!飛べ!飛べ!」」
その場にいる全員が大合唱をする
もう死んで前世にかけるか・・・
今日見た夢のような異世界にいって、かわいい女神に会いたい
「じゃあね五島君!」
俺が最後に聞いたのは、・・・この言葉である。




