1/3
クロスデッド・ クロスゲート
『拝啓、名も知らぬ美少女殿
貴女を愛する者は殺しておきました。悪い様にはしないので、安心して下さい。』
ふざけた手紙が添えられた箱には、お母さんとお父さんの生首が入れられていた。
腐敗臭と乾いた血が、五感を抉った。
「……ふざけるな」
微かな痛み、大きな音と共に、机が揺れる。
私のお父さんは、この国で『病気』に感染する事もなく残った最後の男の人だった。
周りから罵声を浴びせられても、頑張って私を育ててくれた。愛してくれた。
お母さんも同じだった。
人を殺す奴なんて、この国では『魔法少女』しかいないだろう。
なら。
……探して、見つけて、殺してやろう。
お父さん譲りのこの拳で。お母さん譲りのこの姿で。
__私の存在理由を消した奴を、私は決して許さない。
出だしがこんなんですがコメディーです。
コメディーつったらコメディーなんですよ(力説)




