偽者
自分に自信が無い人間は、自分と異なる存在を否定、排除しようとする
他の対処方法を知らないというのもある
日本語で育った人間が日本語しか話せないように
そのやり方しか経験してこなかった無知
学べば他言語だって話せるようになる
昭和という時代の正義は
善悪、多数決、金と権力…男性的な社会というマイノリティの声は握りつぶされ弱者は泣き寝入りするしかないものだった
その名残が、異端者は排除してしまえばいいという言動をする人間を未だに生んでいる
新時代には合わない
生きる化石だ
もう30年もすれば、昭和の遺物は消えていくだろう
しかし脈々と受け継がれた昭和魂は、若者の中にもしぶとく根付いている
いつの時代も、貧困と暴力がなくならない限りは、人間の存在価値に格差が生じる
全ての人間は尊く価値がある
そんな当たり前のことをわからない人間が善人面してのうのうと世界を闊歩している
でも、どこかで矛盾を感じているから
時に自分に自信が持てなくなる
金と力の資本主義、外見だけのルッキズム…勝者だと思い込んで驕り高ぶる愚かな人間
そんな唯物論者の自信など脆いもの
財産や権力、見た目を失ったら崩れる
唯一無二の自分を信じる思いとは雲泥の差
何かの付加価値で築いた自信とは違う
そもそも勝ち負けなど眼中に無いのだから
偽りの自信でも、生きる原動力にはなる
負の感情をバネにして社会的成功を手にする
だけどそれは、一時、諸行無常
失い、負けた時に逆に自分を壊す
あなたは、自分の何を信じている?
他者の評価や自分以外の承認は、全て思い込み
確かに、この世界はお金や見た目、才能、経歴等で人間を判断する
無いよりも、持っているものが多いほど生きやすいが
肝心な心が死んでいたら、幸せじゃない
自分の心から本当の自分を生きる
幸せに生きるとは、自分であること
自分のために生きること
好きなように、笑って生きる
他人の価値感なんてどうでもいい
私は世界に私ひとりだけ
ありのままの自分で生きるなら、必ず認め受け入れられる世界になる
全世界にはもちろん無理だけど
あなたの、あなただけの幸せな世界が誕生する
全ての存在がそれぞれの世界で幸せに生きる
他者を否定、排除するのは、自分の幸せな世界を生きられていないから
羨ましいから邪魔をする
幸せな人間は、他人の人生に土足で踏み込んだりしない
自分の人生を生きるのに忙しいからね
生きる時間がもったいない
さあ、今日も自分を謳歌しよう