#2「蚯蚓とバラ」
「まぁ今はとりあえず町に戻りましょう。この森で装備をしていない救世主は正直死にに行ってるような物だもの」
確かにそうだ。俺…黒夜叉 佑樹はバラの言った事を聞き入れ、町に向かう事にした。
すると突然、
「ギ、ギィガァァァグァ!!!」
地面からでっかい蚯蚓が出てきた。
「な、何だこいつ!?」
「決まっているのです。牙蚯蚓です。」
コスモスは冷静に答えた。そして、
「バラ、私は救世主様をお護りします。牙蚯蚓は任せて良いですか?」
「私が護りたいと言いたい所ですが、この大きさの牙蚯蚓は私が適任でしょうし、牙蚯蚓は私が殺りますわ。」
言い終えた瞬間、バラの右手がバラの茎のようになった。きっとバラはこれで戦うのだろう。
「…私がもし死んだら、私の心臓を救世主に食べさせて、そうすれば救世主も私の能力が使える。」
と言って、バラは牙蚯蚓と戦いに行った。
風が逆巻き、バラの右手が揺れる。
「行きますわ…」
牙蚯蚓にバラの右手が刺さり、バラは右手を軸に牙蚯蚓の頭に乗った。そして、彼女はこう言った。
「絶対爆散。手詰まりよ、残念☆」
パチン、と指が鳴った。牙蚯蚓は指の音と同時に爆散した。
「まぁ、私の敵ではありませんでしたわね。」
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彼らはまだ気付いていなかった。
「……………フッ」
彼ら自自身が狙われてる事に。
to be continued