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花の日 5

 元々車中泊を視野に入れていたとはいえ、エラの所に泊まるのは予想外だ。

 エラにシャワーを借りて、大部分の魔力を消費して疲れた体を引き摺りながら着替えたアルフィーは何とも言えない気分だった。

 別にエラの所に泊まる事が嫌なわけじゃない。寧ろアルフィーは明日も休みだし、朝も一緒にいられるのは嬉しい。

 でもこれ、明日確実に揶揄われるな…。

 アルフィーはちょっと遠い目をした。

 なんせ今は家に従兄弟たちがいる。何なら母や叔母も便乗してあれこれ聞いてきそうだ。父は穏やかに笑っていそうだが。

 父さんにだけとりあえず連絡しとこう…。

「エラ、シャワーありがと」

 連絡する先を決めて洗面所を出ると、ベッドにうつ伏せに転がってスマホを弄るエラに声を掛けた。肩から黒髪が落ちている。

「じゃあ私入ってくるね」

 エラは素早く体を起こすと、アルフィーがシャワーを借りている間に用意したのだろう寝巻きを持って洗面所に入っていく。

 それを見送ってソファーに座ってスマホを弄りながらエラを待っていると、シャワーの音が薄っすら聞こえてきた。

 エラを変に意識しないように父に魔力を使い過ぎてふらふらになったから泊まってくる、とだけ連絡を入れると、すぐに父からの連絡が返ってきた。

『エラちゃんに迷惑かけないようにな』

「……………バレてるなぁ…」

 いや、アルフィーが泊まる場所なんてエラの所くらいしかないだろうから、バレるも何もないのだが。なんせデイヴは大学寮に入っているから今は実家にいないし、バッカスの家は大学を挟んでアルフィーとは反対側。どう考えてもエラの所しか泊まる所がない。

 気恥ずかしくってエラの名前を出さなかったのにあまり意味が無かった。

 とりあえず暇だったので、スマホをしばらく弄っていると、ローテーブルに置きっぱなしになっているノートに気がついた。

 目についたので何の気無しにノートを広げると、そこには破邪退魔の魔法について勉強した跡がびっしり書かれていた。何度も書き直したり、魔法陣の解釈についていくつも疑問が書かれていたり、丸が付けてあったり、古代文字が現代文に直されていたり。

 思わずそれに魅入ってしまう。魔術科でもないエラが古代魔法の一つである破邪退魔の魔法を理解するのは大変だっただろう。

 同時にこのノートで分かるエラの努力が愛おしい。

 耳にある黒水晶の付いたピアスに触れる。これの為に彼女は必死に勉強してくれたのだ。

 今までこんなにアルフィーを想ってくれる人はいなかった。デイヴもバッカスもその他のアルフィーの事情を知っている数少ない友人も、アルフィーの状況に同情や理解は示しても、咄嗟についた嘘に合わせたりはしてくれても、こんな風に直接命を守る為の手助けをしてくれた人はいなかった。

 別にそれが悲しいわけじゃない。身を守る術は一通り叩き込まれているし、友人達を危険に巻き込みたいわけでもない。

 ただ、エラに破邪退魔の魔石を貰って気がついたのだ。両親以外で、アルフィーの安全の為に行動を起こしてくれたのはエラが初めてだったと。

「………本当にエラって…」

 貴重な人を好きになったと思う。

 アルフィーはエラに出会うまで、自分が誰かと付き合う事を想像はしても、その相手を守るのは自分の役割だと思っていた。迷惑をかけるのは面倒な身分の自分なのだから、相手にその負担を負わせるべきではない。そう思っていたし、今もそう思っているから、エラの所に来る時は気を遣っている。

 でも、まさか相手から守ってもらえるなんて思ってもみなかった。しかもこんなに難解な魔法を勉強してまで。

 パラパラとノートを捲っていく。途中からは何度も魔法陣を描いているから、魔石に付与する為に魔法陣を覚えたのだろう。赤ペンで直してあるのは間違えた所だ。

 夢中でノートを見ているうちにエラのシャワー音が止み、ゴーっというアルフィーにはあまり馴染みの無い音になった。

 ああ、ドライヤーか。

 魔力が減り過ぎて、普段髪を乾かすのに使っている火の魔法も使うのが億劫になってしまったので、アルフィーはまだ髪が湿気ったままだ。そのうち乾くからいいんだが。

 そのままノートを見ているとドライヤーの音が止まり、カチャ、と扉が開く音がしてエラが出てきた。黒髪はほとんど乾いている。黒髪に彩られた黄色がかった緑色の瞳はやはり夜空に浮かぶ本物の妖精の月のようだ。

 その黄色がかった緑色の瞳が大きく見開かれて、アルフィーの手元を見つめたと思ったら慌てたようにノートを奪っていった。

「ちょ、見ないでよ」

「え、何で」

 見てはいけない理由が分からず、つい尋ねるとエラは気まずそうにノートを近くの棚に仕舞った。

「だって、最初の方めちゃくちゃ間違えてるし、途中からは呪文やら魔法陣の練習だし……アルフィーならこんなに苦労しないでしょ」

 少しだけ機嫌が悪そうに言うエラはどうやら苦労した事をあまり知られたくなかったようだったが、そうと分かるとアルフィーは苦笑した。

「それやってたからここ二ヶ月ふらふらだったんだろ?」

「うっ……」

 痛い所を突かれたような顔をするエラが可笑しくて、思わず笑ってしまうとじとりと睨みつけられた。

 隠したがるのはエラのプライドの問題なのだろうと分かってはいるが、自分の為に必死になってくれたのが嬉しくてつい笑みが漏れる。

「ところで、明日も仕事なんじゃないの?」

 これ以上機嫌を損ねないように話題を変えると、エラが時計を見て、少しだけ残念そうな顔をした。

「仕事よ。もう寝る。アルフィー、私のベッド使って」

「待った」

 聞き捨てならない言葉が聞こえた。

 今度はアルフィーが剣呑にエラを見つめる。

 勿論、この後はどっちがソファーで寝るかで二人は大揉めし、最終的にアルフィーがソファーを勝ち得るまで二人は健全に夜更かしをした。





 翌朝は以前と同じように朝ご飯を食べた。アップルパイも二切れ食べた。

 アルフィーはエラを車でフランマまで送っていき、ルークと少し話した後で、寄り道をして家に帰った。

 というのも、今日はオンラインの魔術学会があり、それに元々参加する予定だったのでノートパソコンを必要としていたのだ。

 しかし家には従兄弟達がいて、とてもじゃないが落ち着いて学会の発表内容を聞くような空間ではないため、家に帰ってノートパソコンを持ったらフランマの二階に行くつもり満々である。

 ちなみに、昨日ごっそり魔石に持っていかれた魔力は一晩寝て大部分が回復した。

「ただいま」

「あら、おかえり」

 家に入ると、リビングから母が顔を出した。

 それはもう如実に『色々聞きたい』と顔に書いてあったが、アルフィーはそれを無視して母の隣りを擦り抜けると、持って帰ってきたアップルパイを冷蔵庫に入れる。

 何故なら面倒臭い。そしてできれば従兄弟達に捕まる前に退散したい。

「パソコン取りに来ただけだから、すぐ出るよ」

「そうなの?残念」

 追ってきた母の前を素知らぬ顔で通り抜けつつ、二階にある自分の部屋に向かう。

「おかえり、アルフィー」

「あー!アルフィーお兄ちゃん!」

「兄ちゃん」

 しかし、父が二階から降りてきた。従兄弟達を引き連れて。マチルダは満面の笑みで、オスカーは父から借りたのか本を持っていた。

 ハンナはアルフィーを見て何故か半眼になった。

 何だろう、と思ったが、すぐに足元に飛びつく勢いでやってきたマチルダに気を取られる。

「アルフィーお兄ちゃん聞いて!聞いて!今ね、伯父さんがね!ペットボトルロケット作ってくれたの!」

「よかったね、マチルダ」

 階段を駆け降り、抱えていたロケットを見せながら、マチルダが興奮冷めやらぬ様子で伝えてくるのを少し微笑ましく思いながら頭を撫でてやる。昨日は大変だったが、やはり子供らしく些細な事で大喜びしていれば可愛いものだ。

「そうだ、オスカー」

「何、兄ちゃん」

 マチルダや父と一緒にロケットを飛ばす気らしいオスカーがアルフィーの近くにやってくると、ビニール袋をオスカーに渡してやった。

「何これ」

「ご褒美」

 きょとん、としてからオスカーが袋の中を覗き、途端に音をたてて袋を閉じた。

 アルフィーを見た顔は驚愕と喜びで溢れていて、プレゼントのチョイスを間違えてなかったとホッとした。

「いいの!?」

「いいよ。昨日、一緒に頑張ってくれたからさ」

「やったーー!ありがとう!明日…じゃなかった、明後日からこれ使って学校行く!」

「オスカー、何貰ったの?」

「シルバーナイトのリュック!」

「オスカーが欲しがってたやつ?」

「そうだよ。このブランド、うちの方じゃ売ってないんだ!ストーナプトンに来たら買いに行きたかったんだけど、少し遠いから諦めてたんだ」

 ちなみに、ブランドと言ってもカジュアルブランドなのでそれほど高価じゃない。

 よほど嬉しいのか、大人しいオスカーが小躍りしそうなほど喜ぶので、マチルダまで嬉しそうに「よかったね!」と喜んでいる。

 二人の微笑ましい様子に、ちょっと邪険にし過ぎたかな、とアルフィーが反省した時。

「えー!アルフィー、あたしには!?」

 甘ったれた声が割り込んできた。もちろんハンナである。

 何故自分にあると思うのか謎だ。少なくとも昨日、ハンナはアルフィーの前で何一つ評価されるような事をしていない。

 アルフィーは呆れ声で答えた。

「あるわけないだろ。オスカーは勉強もしてたし、マチルダの面倒をよく見てたからやるんだ」

 アルフィーがいるからハンナは甘えているのだと分かっているが、何も頑張っていない所しか見てない身としてはわざわざご褒美を買おうなんて思うわけがない。

 しかし、ハンナはむくれた。

「何でよ!昨日の花の日だって何もくれなかったじゃない!」

「やるわけないだろ」

「可愛い従妹が妖精に連れ去られてもいいの!?」

「叔母さんか叔父さんに何かしら貰ってるからいいじゃないか」

「アルフィーからは貰ってない」

「何で俺がやらなきゃならないんだ?」

「くれたっていいじゃない!ケチ!」

「こら、ハンナ!アルフィーに物を強請らないの!」

 ヒートアップしてきたハンナを、何事かと客室から顔を出した叔母が止めようと口を出した。

 流石に母親に止められたらハンナも黙るかな、と思ったが何故か益々ヒートアップした。

「お母さんは関係ないでしょ!?オスカーだけずるいじゃない!何かくれたっていいでしょ!?」

「ハンナ!前にもそうやってアルフィーを困らせたでしょう!やめなさい!」

「前もって何よ。前はお菓子だったじゃない!しかもオスカーもマチルダも友達とも同じ!彼女にはネックレスあげてたくせに!あたしにはヘアピン一本もくれないじゃない!」

 いや、だから何で俺が。

 アルフィーは溜め息をついた。彼女であるエラに渡すのは当然だが、ハンナはただの従妹だからわざわざあげようなんて普通は思わない。

 というか何故ネックレスだと知っている。さてはマチルダとオスカー放ったらかしで後を付けてたな。

 昨日を思い出してアルフィーが顔を顰めたのを見たハンナが更に苛立ったのには気が付かなかった。

「ーーーっ!何よ何よ!しかも朝帰りなんて不潔だわ!本当に魔力が無くなったの!?アルフィーが?そんな訳ないじゃない!」

 朝帰りって。

 アルフィーが半眼になる。いや確かに朝帰りだが、少なくともハンナが想像しているような事は一切していない。そもそも自分はヘタレだ。……と、最近知った。

 何だか少し怒りが湧いてきた。

 ハンナは高校生で、そういう事に敏感な歳頃なのかもしれないが、少なくともアルフィーは成人しているし、そういう想像がつくならそっとしておいて欲しい。別に犯罪やグレーゾーンのやましい事をしているわけでもないし、恋人と過ごして何が悪い。

 とりあえず、マチルダから変な質問が飛んでこないように否定しようとアルフィーは口を開く。

「いや、それは本当……」

「どーせ、何かやらしい事してたんでしょ!あんな女、アルフィーの外面しか見てないに決まってるじゃない!もしかしたらアルフィー介して王子様の方を狙ってるかもね。馬鹿じゃないの?あーあ、アルフィーったら可哀想」

 決めつけてくるハンナに、アルフィーが瞬きを止めた。叔母が流石に止めようと大声を出そうと口を開く。

 しかしハンナは気がつかなかった。

「あー嫌だ嫌だ!あんな冴えない女の色気にでもやられたーーー」

「ハンナ!!」

「ーーー黙れ」

 叔母の母に被せるように、アルフィーが低い声を出した途端にハンナの声が出なくなった。

 あ、怒った。

 そう思ったのはアルフィーの両親で、穏やかで我慢強いアルフィーしか知らない従兄弟達と叔母はハンナの身に何が起こったのか分からなかった。

 ハンナ自身も何が起こっているか分からず、喉に手を当てている。

 両親は知っている。アルフィーは顔こそ母親似だが、性格はどちらかと言えば父親寄りで普段は穏やかだし、王位継承権なんて無駄に持っているせいで危険な目に合うため、よほどの事がない限り冷静に対処できる。つまり感情制御ができるし、とても我慢強い。

 だが、アルフィーは別に怒らないわけではない。デイヴも知っていたように静かに荒れるのだ。

「俺の事は好きに言っていいが、エラの事を悪く言うな」

 低い声が出た。ハンナもオスカーもマチルダも叔母も、それがアルフィーの声だと認識するのに一瞬を要した。

「俺が昨日運転できなくなったのはこの魔石に魔力を持っていかれたからだ」

 左耳にしたピアスから下がる黒水晶を触ってアルフィーは低い声で淡々と事実を教える。

「エラが作った破邪退魔の魔石だ。破邪退魔の魔法を知ってるか?知らないよな?破邪退魔の魔法っていうのは外からの攻撃に対する防御魔法の中で最強だと言われてるんだ。王宮や軍本部にも使われてる」

 破邪退魔と聞き驚いて目を見開いたのはアルフィーの両親で、ハンナ達はまだ戸惑っている。

 特に古代魔法について詳しいロルフは本当に驚いていた。あの魔法を魔石にした?

「古代魔法だし、複雑だし、魔術科の俺だって苦戦するかもしれない。それをエラは二ヶ月かけて魔石にしてくれたんだ。ーーー俺の危険を軽減する為に」

 じろり、と冷たさを増した妖精の月の瞳がハンナを睨め付けた。ハンナが顔色を悪くする。怒るアルフィーを初めて見たオスカーとマチルダ、叔母も動く事ができなかった。

「そんな事をしてくれたのは、父さん達以外でエラが初めてだったんだ」

 そして気がついたのだ。アルフィーの安全の為に自分達は何もした事がなかったと。

 流石にハンナもオスカーも、アルフィーが何度も危険に晒されてきた事は知っている。

 でもそれが常態化していた。アルフィーは魔法が強いという思い込みから勝手にアルフィーは何かあっても自力で解決するし、結局無事に帰ってくると思い込んでいた。アルフィーが自分達より歳上だというのも大きいだろう。

 だから、ハンナ達はアルフィーの前では好き勝手していた。何故ならアルフィーは強いし、頭もいい。何かあっても何とかしてくれるだろう、と思っていた。たまにアルフィーがただ出掛けるだけでも魔法を駆使している事を知っていたのに。たまに伯父夫婦が過保護なくらいアルフィーを心配していたのに。

 実のところ、昨日アルフィーが従兄弟達を相手にして疲れ切っていたのは、どこかに勝手に行こうとするマチルダやふらふらするハンナを制御するだけでなく、従兄弟達に危険が及ばないよう彼らや自分に常に魔法を掛けていたからだ。

 それは従兄弟達の為であり、自分の為であり、そしてフランマにいるルークやシンディ、そしてエラの為だ。

 もしアルフィーが魔法で自分の痕跡を消さなければ、政治犯がアルフィーを狙ってフランマを攻撃してくる可能性があるーーーそう考えたら気なんて抜けなかった。

 ハンナが口を開いたが、アルフィーが魔法で声を封じているため発声できずにいるのを睥睨して、アルフィーは二階の自分の部屋に向かいつつ、父と母に声を掛けた。

「パソコン持ったらまた出るから。それと、今日たぶん帰らない」

 本当はちゃんと家に帰ってくる気だった。ハンナはともかく、オスカーとは仲が良いので勉強を教えたり、一緒にゲームをしたりするつもりがあったからだ。

 でも流石に堪忍袋の緒が切れた。エラの事を馬鹿にされて冷静さを欠いている自覚はあったが、アルフィーだって怒りが蓄積して爆発する事はある。

 冷たい顔で父や従兄弟達の横を通り抜けようとした時、父が口を開いた。

「どこに泊まるのかは聞いていいか?」

「決めてない。二日連続エラの所は悪いから、どこかにホテル取るか、バッカスの所でも行くよ。また連絡する」

「車は?」

「無いと父さんが困るだろ。明日叔母さん達駅に送っていくのに」

 言外にハンナ達が帰らない限りは家に帰らないと伝える。

 静まり返った家からアルフィーは自分のノートパソコンと着替えを持ち出すと、両親に「行ってくる」と一言だけ告げて家を出た。

「アルフィー、あの……ッ………」

 おそらく両親のどちらかに魔法を解いてもらったハンナに名前を呼ばれたが、アルフィーは一切ハンナの方を見ずに指先を軽く動かして、再び魔法で声を封じた。

 もうしばらく、ハンナとは顔も合わせたく無いし、声も聞きたく無い。




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