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”豊穣”を冠する後継の勇者  作者: ネツアッハ=ソフ
峻厳~エロヒム・ギボール~
32/61

プロローグ

 それはとある銀河、既に滅びた惑星(ほし)……


 その惑星は土地そのものが枯渇(こかつ)し、海の水が干上がり大地の大半が砂漠化している。かろうじて砂漠化していない土地であれ、大地そのものが()んでいる事に変わりはない。


 地はひび割れ、いつ崩壊してもおかしくはない。その惑星は、シイルの故郷(こきょう)であり彼が遠藤クロノと白川ユキの二人と出会(であ)った場所でもある。


 その惑星、とある廃墟に二人の人物が居る。中立国家アヴァターラの国主(こくしゅ)……


 即ち、アルジュナとクリシュナの二名だ。


 何故、既に滅びたこの惑星で一国の主である二人が護衛すら付けずに居るのか?一体この滅びた惑星にどのような用事で来たのか?それは、この廃墟に残された一冊の手記(しゅき)にある。


 その手記は防腐処理、耐蝕加工が厳重に(ほどこ)されており、既に滅びた惑星において新品同然にも見えるくらいには風化していない。それ故、この惑星においては異彩(いさい)を放っている。


 アルジュナとクリシュナ。二人はその手記をゆっくり丁寧(ていねい)に読み進めていた。


 その手記、その内容(ないよう)にこそ二人の求める真実(しんじつ)が記されていた。


 今回の事件、その全容を(つか)む為の真実が……

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