血液型
高校の休み時間。
雑誌をペラペラと見ていると、占いの特集。
片想いの彼の誕生日は、前に友達との会話を盗み聞きしてゲットした。
血液型は、、、
えーと、彼の血液型は
あれ?知らない
片想いの彼
血液型占いしようと思ったのに
A型かな?
几帳面
B型かな?
個性的
O型かな?
おおらか
AB型かな?
ちょっと変わりもの
えー、何型かな?
いきなり血液型は聞けない
友達に聞いても「何かなぁ?」
としかかえってこない
そうだ、何げなく、何げなく
聞こう!
彼の席の前の友達のところへ
友達にも協力してもらう
「今日の血液型占いは、A型は、思ったとおりに事が運びません」
だって、
そんな事より、彼の血液型を聞くぞ
後ろを向いて
彼に聞く
「血液型何型?」
「あ、俺、血液型知らないんだ」
えーーー!
今日のわたしの占い当たりすぎ。