3 梨紗の過去
今日こけて背中痛い!
梨紗「やっと起きたのね、、」
「うん」
あれからどうなったのだろう、、
少し聞いてみるか、
「あれからどうなったんだ?」
梨紗「あれから、、、」
過去に戻る
10時間前、
ワープゲートが割れてから
コース外に行き、
そのまま地面に着陸した
ついでに生きていた人らは
俺らともう1人の人間だった
その人が言うには、
「あいつらの真似をした」
だってさ
他の人ら(8人)は天国か地獄に行ったらしい
「そうなんだ、、」
俺は呟く
梨紗「取り敢えず傷とかないから今すぐにでも帰れるけどどうする?
「取り敢えず帰るわ」
そしてそのまま病院を出て家に帰った
ついでに時刻は午前2:00を過ぎている
家に着いた後
梨紗は「おやすみ」
と言って部屋に戻っていった
そう言えばここの両親はどこにおるんじゃろ
事故だと言ったら普通駆けつけてくれるのに
俺はこの家の両親が気になってものを探し回っていた、
でも実際部屋も無いし写真もない
もしかして、親なし?
なわけないか
じゃあなんなんじゃろうか
絶対どっかにあるはず!
俺は倉庫らしきところに入って探していた
「あった」
これはなんなんだろうか
写真に写っている顔だけ全て切り取られてた
いったいどう言うことなんだ?
こう思いながらまた探し回っていた
そしたら写真と封筒があった
もちろんその写真も顔だけ切り取られてた
封筒の方は、、
「日記」
と
「成績表」
これは昔のだろうか
最後のページには2210年と書いてある
当時だと梨紗はまだ4歳だな
取り敢えず成績表から見るか
オール3 (3がMAX)
やっぱりこいつはすげーな
生まれ持ちの天才なんか
「さーて、気になる日記を見てみますか」
また声に出してしまった
誰もおらんけんいいんだけど
「2209年(3歳)つぎのおやがみつかった、これでへいわになれるといいな」
何これ?
前のページへと戻って行く
「2208年(2歳)やっとおやがみつかった、やった これでひとりじゃない」
「2207年(1歳)お、、、みすて、、、、、す」
うん読めん
流石に汚過ぎて読めん
でも読めるところは読める
、、、みすて、、、
これは見捨てられたと思っていいよな
となると
お、、、、
は親かな
、、、す
これはいまいちよう分からん
俺はどんどんページを進めてく
ガチャ
ドアが開く音がした
俺は急いで部屋に戻る
梨紗「?」
流石にバレたかな
梨紗は俺の部屋のドアを開けてくる
多分寝てるかどうか確認してんだな
俺は一応寝たフリをする
梨紗は寝てると思い部屋を閉めた
ふぅ〜
危なかった
あの日記はいったいどう言うことなんだろうか
そう思っているうちに眠くなってしまった
?「早くよこせや」
「これは無理だって!」
見たことも無い物語だった
?「もーらい!」
「返して!」
どうやら人形を取っているようだった
??「どーしたの?」
?は嘘泣きをする
?「こいつにこの人形が取られそうになった!」
「え?」
??「、、さんこの人の人形を取らないであげて!」
これは1歳と2歳の取り合いに見えた
??はその先生みたいだった
にしては酷すぎる
「それわたしの、、、」
?「これはわたしのだもん」
??「喧嘩はよしなさい!」
?「はーい」
「それわたしのだったのに、、、」
この子可哀想に見えてきた
目の前が光に包まれる
?「起きて! 起きて!」
俺は起きる
そこには梨紗がおった
梨紗「やっと起きた」
梨紗「もう昼の3:00だよ」
「ごめん」
梨紗「まあいいわ、取り敢えず昼ごはんを食べて」
相変わらずちゃんとしてやがる
すげーな、こいつ8歳か?
取り敢えず
「はーい」
俺は昼ごはんを食べ
図書館に行った
なぜかって?
俺がいた時代が気になるからだよ
ついでに梨紗も来ている
梨紗にバレないようにしないとな!
梨紗「絵本コーナー行こ!」
中身は幼稚園児か?
頭脳は天才なのに
「わかった」
梨紗「というかお姉ちゃんが図書館に行くなんて珍しい」
「そうか?」
今までの事がわからない以上こういうしか無い
梨紗「うん」
「まあいいや、取り敢えず探すぞー」
梨紗「おー!」
図書館の中にむっちゃ響いた
「おい!」
梨紗「ごめーん」
まあええわ、取り敢えず見つけれたけん
あとは隠れながら見るだけや
えーと2020年、、
あった!
えーと主な出来事は
「カメラの近くで神隠し!」
「新型ウイルスが世界中にひろがる!」
これぐらいか
新型ウイルスは知ってるけど
「神隠し」は知らないな
もしかして俺のこと!?
な訳ないよな、だって俺寝てたもん家で
となると他の誰かが「神隠し」にあったか
んー?なんなんだ、これは、、、
梨紗「なにみてるの?」
「わ!」
俺は本をいきよいよく閉じる
第三話 終了!
読んでくれてありがとうございます
どうでしょうか
梨紗はこの事に気づくのか!?