表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
35/306

第12話 毒キノコと私

 大変なことが起きてしまいました。


 とても大変なことが起きてしまいました。


 お母さんに毒キノコを食べさせてしまいました。


 お昼ごろから少しお母さんの様子が変だったので、何故だろうと思い家の中で考え事をしていました。

 すると突然思いついたのです。


「あ……このキノコ……」


 キノコが原因かと思い、カゴを見に行きました。

 すると思った通り、カゴの中に毒キノコが入っていたのです。


 それは黄色いキノコでした。


 どこか美味しそうです。

 しかしこのキノコには毒があります。

 ……あ、心配しないで下さい。

 死んだりはしません。

 お腹を壊したりもしません。

 気持ち悪くなったり、頭が痛くなったりもしません。

 ただ……気分が少しハイになってしまいます。

 要するに麻薬のようなものなのです。

 ふわーっと気持ちが軽くなってきてしまうそうです。

 幸いこのキノコの効果は一日ほどで消えます。

 しかし私としたことが、うっかり毒キノコまで採って来てしまったようです。

 そしてその間違えて持って来てしまったキノコをお母さんが食べてしまいました。

 これではお母さんに呆れられてしまうかもしれないし、見捨てられてしまうかもしれません。

 最悪、家を出て行くことになるかも……


「どうしよう……」


 私は頭を抱えました。

 ちなみにお母さんは今、ユーナと一緒にソファで遊んでいます。

 いつもよりテンション高めで。

 ……ハイテンションなお母さんは嫌です。

 どうにかしてお母さんを元に戻します。


「よし」


 私、トゥーナは決めました。


 今から解毒剤を作ります。

 そのために森に行くことにします。

 解毒剤となるキノコはさっき森に昼食探しに行った時に発見しています。

 採ってきませんでしたが……

 そこへ行って採ってこようと思います。


「お母さん、ちょっと出かけて来るねー」


 ソファに寝転がっていたお母さんにそう声をかけると、

「はーいー、気をつけてー」

 間延びした声で返事が帰ってきました。

 絶対に解毒キノコ手に入れて解毒剤を作ります。

 なんとしてでも手に入れなければ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ