固有魔術について ※第一章までのネタバレを含みます
以前感想欄にてあった、固有魔術についての種類なんかを現時点で出せる情報でまとめたものです。
手元にある設定をある程度そのまま文章として乗っけているので、読みにくかったり分かりづらかったりしたら、それはごめんなさい。
固有魔術について。
固有魔術に関しては大きく分けて4つの種類がある。
攻撃系、防御系、補助系、特殊系がそれにあたる。
・攻撃系
例:【灰化の魔眼】、【液状爆瓶】、【改造魔弾】、【編み細工の人型牢獄】
主に対象に対して直接的な害を与えるものがこれに分類される。
そのため、WOAにおける固有魔術はほぼこれに該当し、そこから派生していくものも少なくはない。
・防御系
例:現時点作中では名称は出てきていない。強いて挙げるのなら、帽子屋の使った結界がこれに該当するだろう。
主にその固有魔術を使った者、範囲を護るための効果を発揮するものがこれに分類される。
結界、建物などを作り上げる固有魔術が多いため、知らないうちに相手の固有魔術内に捉えられている場合もあったりする。
・補助系
例:【霧海】、【幻影洋灯】、【過ぎた薬は猛毒に】
主に対象に対して補助的な…バフ、デバフなどを与えるものがこれに分類される。
感覚強化系の固有魔術もこれに該当し、【霧海】は感知能力補助、対象に対し認識阻害のデバフをかけることなどからこれに分類される。
補助系、といえば裏方、縁の下の力持ちとあまり目立つようなものは多くない印象だが、このWOAというゲームでは使用率がトップのジャンル。
デバフを与えるという点から、PKを好んでするもの、賞金首狙いなんかが多数の補助系固有魔術を重ね掛けすることがあるからだ。
・特殊系
例:【チャック】、【童話語り】
主に他のどれにも該当しないものがこれに分類される。
【チャック】はその多様性、【童話語り】はその無秩序性から他の種類には該当しないため。
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派生魔術について
固有魔術の習熟度が上がることにより、固有魔術につけられる付属品のようなもの。
派生魔術を獲得したからと言って、元の固有魔術の能力が使えなくなるわけではない。
派生魔術の種類は、様々で作中でも主人公であるクロエが使う【異次元錬成】や【五里霧】といった風にその能力も様々である。
しかしそれぞれの派生魔術には、一貫した法則性があるのでそれを考えてみるのもいいかもしれない。