ハーレム話は、もう飽きた
最近つくづく思うのですが・・・
書店の行くとコミックやライトノベル棚にはハーレムものが所狭しと並んでいた。
特にノベルは多数の出版社から発刊されている為、量が半端じゃない。
かわいくてきれいなイラストを手に取って読むと、当然だが一人の男の子の愛を得ようとするたくさんの女の子達。
または一人の女の子に群がる男たち。
定番は幼馴染に、ツンデレ・寡黙・お子様・無駄に元気な女の子。
それに才色兼備か成績がいまいち、あとは財力有か貧乏か。
主人公は平凡又はそれに隠された能力有だったり、不幸な過去を持っていたりと(容姿端麗はあまりないかな)こちらも定番。
もう何年前になるのか、出始めの頃はまだよかった。
新鮮さがあって、学園ものやファンタジーの設定も話がしっかりしていてとても面白かった。
今じゃ同じような話ばかりで、意味も解らずただいちゃついているだけ。
何がしたいんだ、主人公。
何が面白いんだか判らない。
最近じゃあ、ムコ(又はヨメ)は一人じゃなくてみんなで共有って・・・何だろう~?
「みんなで頑張ってきたんだから、ずっとみんなでいよう」ってか?
まあ物語だから好きにしてくれとは思うけど、それにしてもそんな誠実という言葉の似合わないその男(女)がそんなに良いのか。
もうその手の本やアニメは拒絶反応しか出てこない。
設定変えた似た話ばかりの本を出す、出版業界ってある意味停滞してないかと書店に行く度ため息が出てきてしまう。
ストーリー重視の本は何処へ行ってしまったんだろう。