編入
──俺は守りたかった。たった一人の妹を──
─◇─
「ここか…」
俺の目の前には回りの高校とは桁違いに大きい学校。
神対抗機関付属高等学校、神狼育成機関。またの名は神凪学園
俺は今日からこの学校に通うこととなる
─◇─
俺は女教師についていき、教室の前へたどり着く
「おまえ、少し顔が良いからって調子に乗るなよ」
「?」
それだけ言い残し女教師は教室に入っていく
──橘禍月。歳は不明、戦闘スタイルは近距離から中距離。
使用武器は恐らく扇子。埋め込まれた因子は風属性
「入れ、転校生」
「はい」
俺がドアを開けなかに入ると
「うわ、不良じゃん」
「えー、最悪ー」
「目付き悪いし髪の毛も染めてるし…」
俺の印象を外見で判断するのも無理はない
銀の髪に赤のメッシュが入っている
うるせえな、髪は元々は黒かったんだよ
しかし…今印象を悪くすると学校生活に影響するよな
「神飼龍牙です。外見はこんなんですけど、気軽に話しかけて貰えると嬉しいです。よろしくお願いします」
俺が最後に頭を下げると
「なんか普通だね」
「もっと怖いのかと思ったよ」
ふっ。俺の平凡アピール!…決まった
「それになんと言うか…」
「転校生君は格好良いよね」
「だよねだよねー。私タイプかもー」
いやいや、後半の反応は困る。まさかそっちに印象が行くとは…
「うるさいぞ女子。発情するな、するなら校外でやれ」
禍月が心底面倒そうに言う、あんた下品だな
俺の心の声が届くはずもなく禍月は話をまとめる
「神飼、昼休みに訓練場に来い。適性検査を行う」
禍月の一言に教室が静まる
「わかりました」
「じゃあこれでHRを終わる。質問タイムに入っていいぞー。」
その一言で俺は一時限目が始まるまで地獄のような質問攻めを食らった