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大切な人

作者: 深海漁

出逢いと別れが行き交う交差点

僕らは止まることなくそこを渡るんだ。

長く険しく入り込まれた道、、、

どこかを曲がると誰かがいて僕らはそこで出逢いを知る。

生きた分だけ強くなれるわけじゃないんだ

悲しい気持ちなんてそれぞれ違うもので

「悲しみ」に慣れることなんか一生かけても無理なんだ。

でもだから繋がる

繋がるから明日も生きようと出来る

全部一人でこなしたモノなんか一つもない

そこには誰かが必ず支えてくれてる。


長く生きれば生きる分だけ悔いが増えて

あの頃をもう一度だけでいいからやり直したいって望む。

些細なことから失った、あの夢をつかめなかった。

そんな後悔が転がる日々、きっとこれからもそれは増えるんだろう?

理不尽な世界だと何度も思った

ドラマのように最後が全て上手くいけばいいなんて何度も思った。

まだ生き甲斐を見つけられてない人

生き甲斐をなくした人

この世界には数え切れないほどいる。

きっと今の僕も同じ、、、

でもたまに思う時がある。


君がいた幸せは

様々な悲しみを包み込んでくれた。

あの時に君がいたから僕はまだこうして生きてる。

君が離れて僕はまた闇をさ迷っているけれど

君みたいな人が現れたらこの悲しみをまた

包み込んでくれる光になってくれるのかな?


これから先、大切な人ができても君は僕にとって

特別なんだ。

恋人じゃなくとも、君は僕にとってただの繋がりじゃなくなったんだ。

だから今のその幸せを大事にして

今のその幸せをそのままにして

今のその幸せを僕は見届けたいんだ。


もう時間が来てしまったけど


もしこれから先、大切な人が現れないなら

死ぬときは目を閉じて君との日々を思い出す。

きっと若々しい記憶ってだけでもおかしくて涙が出るんだろうけど

君を想えて眠る方がよっぽどおかしくて涙が出るね。

そして最後に

「また戻りたいな」

なんて女々しいこと思ってしまうんだろう。

今までありがとう、、、

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