No.1 異世界
俺の名前は二虎空。高校1年生。昔いじめられていた名残りで、いまだに友達や話し掛けてくる人すらいない。
「はぁ…。暇だ…。」
俺はそう呟く。そりゃあそうだ。家族以外の人と関わったことなんて最近ほぼないのだ。そんなことを考えていた。俺はいつも通り、上着を被って寝る…寝ようとしたのだが、周りがいつもよりうるさい。
「なんだよ…うるさいな〜。」
そしてチラッと横を見る。その光景に目を疑った。そこには「魔法陣」があった。しかもそれは光っている。だがおかしい、俺だけその範囲に入っていない。
「おいおい嘘だろ…」
どうして!どうして、またここでも、ハブられなきゃいけないんだ!ふざけんな!
だが、無慈悲にもその魔法陣により、クラスの人達は光と共に消えていった。
「はぁ。どうしてまた…」
そして床を見る。すると俺の足元に先ほどとは別の魔法陣があった。
「は?」
そのまま俺も、先ほど消えたやつのように飛ばされた。
「ここは…?」
「ごめんね。僕の世界のやつが。」
どこからか声が聞こえる。どこにいるのだろうか?
「今この空間にはいないさ。深追いはしないでくれ。」
「…今心読んだ?」
「あぁ勿論。伊達に神やってないからね。」
どうやら目の前のやつは神らしい。喋る必要がないなら楽だ。
「まず一つ目に謝ろう…」
長いので箇条書きでまとめる。
・異世界の国バルシアが勇者召喚として俺のクラスの人を召喚したが、術式にミスがあったこと。
・お詫びとしてスキルを三つ与えたいこと。
・ちなみに三つなのは棒アラジンの真似だと言うこと。
・向こうの世界には魔法があり、使うには魔力が必要ということ。
・俺には魔力も授けてくれるということ。
意外と色々してくれた。もしかしたら意外と優しいのかもしれない。
「さて、とりあえずスキルを選んでくれ。君におすすめの物を揃えたよ。」
とりあえず、くれるならありがたく受け取ろう。
とりあえずスキルを見る。
「魔力固体化…隠密も良いな。存在隠蔽…いや、身体強化もいいかもな。」
そんなことを言っていると目に止まったものがある。
「魔物化?」
「いいものに目をつけましたね。それは3つの魔物に部分的に変身できるんだ。ルーレットで決めることができますよ。」
「じゃあ、これで。」
「珍しいね。そのスキルは今まで取る人はいなかったんだ。ルーレットの魔物も少しレアにしといたよ。」
目の前にルーレットが出てきた引いてみる。
そこにいたのは、・スライム・大悪魔・獣神
「おぉ、当たりじゃないですか。まぁ、効果ら向こうの世界で試してください。それじゃあ、他2つのスキルを決めてくれ。ちなみにこれはメインスキルとなるので、他2つはサポートのみだよ。」
さっきそんなこと言ってたか?
「言ってない…というか忘れてたよ。ごめん。」
まぁとりあえず、先ほどから目星をつけていた、気配完全察知と未来視の魔眼を選択する。
「おぉ、いいスキルを選んだね。ちなみに君を送る世界には勇者として召喚された、クラスメイトがいるからね。それじゃあ、行ってらっしゃい。」
そして俺は、光に包まれる。
「最後にいいっすか?なんか、喋り方きまんないっすね。」
「ふふ。それは君もだろう。」
そのまま俺は消えていった。
どうでしたか?初投稿なので大目に見てもらえると助かります、




