表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

極楽推断恋して絶佳(1)

MINIの役

思い出を捨てていく人は

最後に何が残るのだろう

思い出を貯めていく人は

今日に何を拾うのだろう

思い出を忘れていく人は

昨日に何を止めたのだろう


単純に君の初めては

僕の空を汚していくけど

表面にある眠りの中は

身体機能のホルモンと心中して

幸せだと錯覚する

人肌の麻薬は

誰でも溺れる温かさがある


朝のコーヒーは

お互いの口腔内細菌を飲み込んで

歯ブラシ、鏡に二人

映るダラシない部分を

おぼつかない目で見ながら

許容していく暗示をかける


思い出を捨てていく人は

最後に何が残るのだろう

思い出を貯めていく人は

今日に何を拾うのだろう

思い出を忘れていく人は

昨日に何を止めたのだろう


単純に僕の初めては

君の心を埋めていくらしい

内側にある真実ほど

酩酊衰弱の疑いを向けられて

信じさせてと宣う

人肌の麻薬は

命を削る責任を作り出す


一人と一人が二人になる為に

受け入れていくものがある

きっと、それが最後まで

出来なかったから

一人のままで居るのだと思う

それが人としての

生まれてきた役割であるのに


思い出を捨てていく人は

最後に何が残るのだろう

思い出を貯めていく人は

今日に何を拾うのだろう

思い出を忘れていく人は

昨日に何を止めたのだろう




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] > 一人と一人が二人になる為に > 受け入れていくものがある ほんとにそうだなあと思いながら読みました。 受け入れるのが相手の価値観だったり好みだったりなら、 努力すればある程度うまく行く…
2023/01/14 13:08 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ