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あとがき

 普通は「あとがき」をどんな形式で書くのが正しいのかわかりませんが、私はもう一章分くらいの重さで書きたいくらい。

 書ける自信もある。


 が、そうもいかないので、一話分を使ってあとがきとさせていただこうと思います。


 完読していただいた方を対象としておりますので、未読の方への配慮は一切致しておりません。


 未読で興味を持っていただいた方は本編を読んでいただいた後、この「あとがき」に目を通していただく方が楽しんでいただけると思います。


 本編を完読していただいた方々の中で興味があり、また同時にお時間がある方。どうぞお付き合いくださいませ。




 まず、こんなに長い話を最後まで読んでいただいて……。お疲れ様でございました。

 そして、本当に本当にありがとうございます。


 続編を描きます。

 といっても中編くらいの内容になると思いますが。


 二人の関係性に着目した話になりますが、かなりの大騒ぎになりそうです(笑)

 実は本編にその種も撒いておいたので、勘のいい方は「あの伏線は回収しないんだ」って思われているかも。


 完結後の映画みたいな感覚で読んでいただけたらと思っています。


 その時にご縁がありましたら、またお目にかかれると嬉しいです。



 サイトの端っこでちまちま好きなものを書こっと。いい趣味になるといいな。くらいの気持ちで始めた執筆でしたが、まさかブックマークや評価をしていただけるなんて。


 ましてや感想やレビュを頂けるなんて思っていませんでした。

 本当に嬉しかった。


 中にはファンアートというのでしょうか。

 イラストと好きなシーンを漫画仕立てで描いてくださった方もいて……。

 拝見いたしました。まじで大好きです。


 「まァどうしてもって言うなら頑張るけど」って言う終夜のあの顔!! 分かり切ってとぼけた、小馬鹿にした表情がもう解釈一致過ぎて(笑)


 そうなんです!!! 終夜はああいう表情をするんです!!!!

 そして、貼り付けた笑顔も本当に完璧。


 イラストや漫画仕立てで描いていただいた事だけでもうれしいのに、文章を汲み取っていただいたことも本当に嬉しかった……。


 あの絵を見てから、私の中ではあの容姿の明依と終夜が動いていました。


 どう感想をお伝えすればいいのかわからないので、ここで感謝を申し上げたい。

 小説をかいてよかったな、と心から感じました。

 本当にありがとうございます。




 最後にこのお話について少しだけ。


 この「造花街・吉原の陰謀」は私の処女作になります。

 最初に書くのは絶対に遊郭の話だと決めていました。


 そのうえで身分の縛りも、年齢の縛りもない。一見交わっても何ら問題が無さそうなのに、自分達の作った縛りから絶対に交わることが許されない運命の二人を交わらせるのなら、どんな形になるだろう。という構想から生まれています。


 明依に宵という相手がいて交わらない。だけど結局、宵がいなくなっても交わらない。

 でも、交わらない理由がなければきっと出会う事すらなくて、これだけの苦しみがなければ身を寄せ合って夜を越えようという事にもならなかった。


 という救いようのない話です。


 嘘偽りない真実を明依が知るとき、一手で盤面をひっくり返し、手加減なしで明依を幻想世界から引きずり出して現実に叩きつけてやろうと決めていました。


 ずっと、まじで可哀想だなこの二人……。と思いながら書いていました。

 きっと、終夜が一番殺したくて堪らないのは私だと思います(笑)


 おかしいですね。私はハッピーエンドが好きなはずなんだけど。


 あと、これだけは言いたい!!!

 感想をいただいた際にも少し書いたのですが。終夜が言う事をきかないんです(笑)


 書き始めた時には、ずっと終夜が悪いヤツで、二人の距離は平行線のまま最後の最後で全部回収する。という予定で組んでいたのですが、本当に嬉しい事に読んでいただける機会が増えてお話の全体を見直した時に、〝恋愛〟よりも〝ヒューマンドラマ〟に寄っていないか。と考えなおし、軌道修正をしていきました。


 そうしたらもう!!! その途端、終夜がめちゃくちゃするんです。何度書き直したことか。で、諦めてもう好き勝手させた瞬間に、〝恋愛小説〟になった。そしたら宵が張り合ってきた。


 一生このまま仲良く喧嘩しとけばいいのに。と思いながらあの結末に向かっていました。


 ちなみに昨今ごちゃごちゃになっていますが、基本的に〝花街〟というのは芸者さんとかがいるところです。

 遊女たちが集まるところは正しくは〝遊郭〟と言います。


 それに〝松ノ位〟という呼び方と〝花魁〟〝大夫〟という呼び方についても全国の物がいろいろ混じっているし、妓楼では今のウーバーみたいに出前を頼んでいたので、妓楼の中でしっかりしたご飯を作ることはないです。


 とまあこんな風に、文字通りの「造花街」として作っていて、説明を入れていない部分があるのであてにしないでくださいね。造花街です!!




 二年半くらいこの話を書いていましたが、本当にただただ楽しかったです。


 一切後悔はありませんが、明依の成長の過程をもう少し丁寧に描けたらよかったかな、と思っています。

 とんでもなく長い話になりそうだったので割愛せざるを得ませんでしたが。


 では長くなりました。

 ご縁がありましたら、続編でお会いしましょう。


 最後までお付き合いくださって、本当にありがとうございました。


   野風まひる

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