この世界は・・・
この世界は、俺には、つまらなくてしかったない。
多分他にも、そんな風に思っている人は、いるだろう。
その為に、いろんな娯楽が生まれた、スポーツ、釣り、本、ゲーム、アニメ、プラモデル・・・いろんな娯楽が、生まれた。
そんな事ばっかり考えているとこの世界が、そもそもつまらない物なのではないか。
この世界がつまらないから人は、娯楽を、求めたのでわないか。
俺は、生まれて来る世界を、間違えたのか?
つまらなくて合わない。この世界は・・・
?「ター坊どうした?」
託「うん?考え事だよ。バカセ。」
バカセ「バカセじゃない。私には、馬宮 鹿子と言う名前あるんだけど。」
託「やっぱり、バカセじゃないか。馬と鹿て名前にあるし。博士だし。」
この人と出会ったのわ・・・たしか。
そうだ!肝だめしの時だったな。
暇だから廃校を散策していた時だ。
目立つ機械をもって、廃校を歩き回ってたんだけ。
何かぶつぶつ一人事を言いながら歩いていたんだ。
最初は、危ない奴と思って近づかないようにしようと思った。
バカセ「いつになったら、異世界にいけるのかな?」
託「?!」
その言葉が、耳に入ってきた。
託「異世界・・・」
考えた事もなかった。
この世界意外にも、世界があるなんて・・・
本気なのか。
話しかけることにした。
託「すいません!」
バカセ「ぎぃあああ!!」
その女性は、色気のない叫び声あげて、倒れた。
託「すいません、いきなり声をかけてしまって・・・」
バカセ「こんなところでなにしてんの!」
託「それを、聞きたいのはこっちなんですよ。先、異世界がどうのって言ってたよな。」
バカセは、ポッかんとしていた。
そして急に、
バカセ「まずは、名乗るが礼儀だよ!」
とっ言ってきた。
託「多見 託だ!で、先の話しだけど!」
バカセ「落ち着きなさい!説明するから!」
この人は、異世界は存在する事を、信じていた。
その為に色んな実験を、密か行っていた。
たどりついた答えの一つが、周波数、だったのだそうだ。
色んな周波数のデータを集める為に色んな場所に出向き、データ収集をしていたのだ。
結果的に、そのような場所に行く事が多くなるらしい。
気づけば意気投合してしまい今に至る。
今日、実験の末、完成した装置をもらえる事になった。
託「それで、何が完成したんだ?」
バカセ「ふふふ、よくぞ聞いてくたよ。」
デジタル時計を取り出した。
託「何これ?」
バカセ「異世界に移動できる装置です。ディメンションウォッチてところかな?」
託「マジか?」
バカセ「マジです。」
バカセ「とりあえず説明書もあるから読んでね。」
説明書をもらった。
スイッチが5つある。
○のスイッチは、周波数を設定
×のスイッチは、座標
△のスイッチは、時間
□のスイッチは、迷彩
◎のスイッチは、決定
うん?迷彩?
託「なぁ、迷彩て何?」
バカセ「逃走手段だよ。移動した先が、安全かわからないからね。」
託「なるほどね。」
バカセ「使ってみなよ。」
託「おう。」
□のスイッチを、押し決定。
バカセ「鏡を、見てみ。」
託「嘘だろ・・・」
本当に姿が消えている。
なんかいろいろ応用ができそうだな。
バカセ「でわ。待ちに待った異世界に行くぞ!エルフいるかな♪周波数の設定して、座標を設定して・・・」
ちなみに、エルフに会う為に異世界に行きたかったそうだ。
家には、エルフの薄い本がどっさりある。
託「ちょとまった。時間わ?」
バカセ「今の時間を、設定すればいいよ。まあリスポーン地点てとこかな。異世界から帰るとこの時間に帰ってこれるから。」
託「これてタイムマシーンでもあるのか?」
バカセ「うん・・・厳密には、違うかな。あくまでも自分の世界に、帰って来るのが目的だしね。」
託「ところでテストしたのか?」
バカセ「してないよ。」
託「はぁ。」
スイッチを、押してしまう。
空間が歪み初める。
体が光の粒子に分解されていく。
意識がなくなって・・・
バカセ「お~い!ター坊、起きてぇ。」
託「はっ!ここどこだ!」
バカセ「実験成功だね♪」
託「おおお・・・・」
そこには、ゲームに出てきそうな風景が、広がっていた。
俺が、望んでいた風景が・・・
託「やっばい。嬉しくて、泣きそう。」
バカセ「泣いても良いんだよ・・・」
ドヤ顔しているバカセがそこにいった。
何かイラときった。
託「どついて、良いですか♪」
バカセ「ダメだよ♪」
託「わかったよ・・・」
納得いかないけど・・・
バカセ「うむ。とりあえずこの世界こと、調べないとね♪エルフちゃんいないかな♪」
俺たちは、歩き出した。