人間の運命
人間の運命とは
なんぞや
まったく
分からない出来事
予測不可能
1秒先も
分からない
考えてみれば
生きていること自体が
超能力
不思議なのは
未来が
見えないのに
平然と
生きていること
普通だったら
怖くて
怖くて
不安で
不安で
たまらないはずなのに
平然としている
予言など
不可能なのに
立ち向かう
そして
生きている最中に
アクシデントが
襲いかかる
それでも
生き残る
中には
アクシデントで
倒れてしまう
人間も
いられるが
大半は
残る
しかし
なんと言う能力か
人間の脳は
たとえば
真っ暗の中を
突き進んでいるようなものだ
有り得ない話しだ
たぶん
このことは
真剣には
考えないし
捉えないだろう
がしかし
生きることが
あまりにも
当たり前には
なっては
いないだろうか
そこに
当たり前による
危機感の喪失が
起こり
生きるのが
当たり前なんだと
思ってしまう
違うよ
偶然に
生かされているだけだよと
言いたい
だから
心の根っこから
考えてみれば
当たり前が
真剣に
生きることが
どれほど
大切なんだと
知ることが
人間には
必要なんだよ
運命とは
自分では
どうすることも
出来ない
自然が
すべて
人間を
誘導し
決めてしまうから
自己意志など
本当は
ないのだ
人間が
偉くなると
自分の運命は
素晴らしいと
とんでもない
勘違いを
するが
違う
違う
偶然に
なっただけ
自らの力など
まったく影響されていない
だから
偉くなろうとも
人間の運命の
本質は
忘れないこと
自分の力だと
勘違いしないこと
すべてが
うまくかみ合って
偉くなったと言うことを
忘れては
ならない
わたしも
実は
病気で倒れてしまい
一週間ほど
意識不明に
なった
それでも
現世に
引き止められて
生存できている
これも
運命かとは
思わない
偶然
生かされたと
思っている
もちろん
医師の絶大な力による
部分も
あるからだ
わたしは
生かされていると
思っている
なにかの力が
作用して
生かされていると
思っている
運
不運とかじゃなくて
人間の本質を
大切に
するのなら
人間は
生かされると
思っている
別に
宗教的とかじゃなくて
人間として
生き物としての
本質が
もっとも
大切なんだと
言いたい
最高に
やはり
お金は
たくさん
あったほうが
良いだろう
しかし
それは
生きる本質と
引き換えに
なる
自らを
すり減らして
自分を
弱らせるはずだ
分相応も
意味を
持たない
人間のすり減りには
限界があり
たくさん使えば
早くすり減る
お金持ちの人間は
ある時期が
来たら
引退すべきだ
その後は
社会への
手助けを
したほうが
人間の本質に
向いている
ようは
たくさん生きることが
人間の最大の武器みたいなものだ
生きることにより
自感覚を
確かめられるほど
素晴らしいものは
ないはずだからだ