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疾風の闇狩人  作者: 栗きんとん伯爵
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真夜中。夜の街も眠る時間、がたいのいいアジア人達が密会をしていた。


?「やっと日本を我が国のものにする時が来た」


?「我が国?いえいえ日本はあなたのものですよ、鄭上級大将閣下」


鄭「何を言う。くっはははっ」


?「李中将殿の言う通りですよ。鄭上級大将閣下」


鄭「ワシは今日機嫌がいい。存分に飲みなさい」


鄭が李に酒を注いだ。


李「ありがたき」


鄭「劉中将も飲みなさい」


鄭が劉に酒を注いだ。


劉「ありがたき」


鄭「我ら同胞に」


李、劉「我ら同胞に」


部屋中に薄気味悪い笑い声が響いた。

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