9話 LV1の村へ
「馬車タクはある？」
「いいえ。アキバハラからTAXIです」
「じゃあ、何でアキバハラまで移動するんだよ」
「カズキの自転車があるじゃないですか。ね？」
と言いながら、シャーロットはウィンクをしてみせた。天使が舞い降りた感覚に襲われた。
「ニケツって結構危ないぞ？」
「いいじゃないですか。私のカズキの仲ですし」
「確かに仲いいけども」
「でも俺はお前のことを友人としか捉えていないからな。勘違いすんなよ」
「カズキもツンデレに？」
「なんねぇよバカ」
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シャーロットの言った通り、チャリのニケツでアキバハラまでやって来た。
「ていうかさ」
「何ですか？」
「なんでヤマ◯ワの前に指示したんだよ」
「わかりやすいから」
理由になってねぇと数記は思った。
「あ、TAXI来ましたよ」
「どうやって呼んだんだ？」
「概念を運転手に送ったんですよ」
「さてや、おまえイ◯ア・リンクって言おうとしただろ」
「大正解！！」
「ちょっと来い」
「えぇ！？」
「うそ」
「イジワル」
シャーロットは頬を膨らませて言った。やっぱ現世の天使なのか！？
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そして、数記たちはTAXIに乗った。
「吉野ケ里でよろしいですか」
「はい」
「遺跡だろ？吉野ケ里って」
「いや、ガイドさんの間の通称ですよ。ホントは、楯崎さんのお庭って村ですけど」
カッコいい苗字だなと数記はかすかに感じた。
「できるだけ急いで下さい。そうしないと・・・」
「何かあるのか？」
「いえ、少しあの村が何か秘密を抱えていると思いまして、それで」
「秘密を抱えているねぇ・・・」
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小一時間ほど経って、やっと目的地に到着した。
「ふぅ。こんなところでしたか」
「The田舎って感じだな」
「とりあえず、建物に入りましょう」
「はい、質問」
「何ですか？」
「宿ってないの？」
「ホテルはないと思います。なんせ、文明レベル１ですよ？」
「ポ◯ポ◯カプセルみたいなのってないの？」
「うふふふ、アーッハッハ！！」
「誰だお前は！」
Tobecontinued...
ゼウスです。
たぶん遅くなりました。
＜パロネタ解説・補足コーナー＞
「概念を運転手に送ったんですよ」
「さてや、おまえイ◯ア・リンクって言おうとしただろ」
概念送受。わかる人はわかる。ドラマCDおめでとうございます（まだ聞いてない）
「ポ◯ポ◯カプセルみたいなのってないの？」
DBDBDBDBDBDBDBDBDBDBDBDB
わかってほしい。
最後のやつは次話で明かします。
ヒント：キノコ狩りで格闘技世界チャンピオンで愛のためにシロナガス男
ちなみに敵は杭打ちになったり、エロゲ好きだったり宇宙塩を味噌鰤したりする個性的な作品です。
多分わかると思う
ということででは〜
