登場人物紹介2
一休み入れる意味で登場人物紹介です。物語を読んでいない人は、ネタばれ注意。声追加。
新月李桜 CV井上麻里奈
対異端者掃討組織『アヴァロン』に所属する『聖職者』の一人。組織コードは『白生』。誰とでも仲良くなれる性格である為、組織内外関係なく膨大な数の知人が居り、本人曰く『三百人超えたんじゃないですかねぇ』と言っている。天啓には一目惚れではなく、彼の性格や自らをかえりみず他者を助けるところに少しずつ惹かれたようで、会わなくなってから数年の間でも彼の事は忘れなかった。組織内での実績はAクラスと加護系の能力を持つ者としては、高い戦闘能力を誇る。さゆの実姉で、本物の姉バカ。
海砂さゆ CV能登麻美子
今回の任務に援軍要員として派遣された。所属は情報処理部で任務に必要な資料や現地の情報などを収集したり『聖職者』をサポートする役職に付いている。情報部内でも実績がある為、『光臨』と言う組織コードが与えられて、現場などに赴く事もある。人見知りは激しい方で、天月意外の者とは、ほとんど喋る事はない。リオの妹で彼女を憎んでいたが、天啓により姉との絆を取り戻し、家族として向き合う様になった。
白竜白士 CV佐藤利奈
三代目『白竜王』。外見は高校一年ほどの女性。しかし実年齢は九百歳を超えている竜族である。彼らは生を受け人間と同じように年を取るが、一定の年を取ると体内時計が停止に近いほどゆっくりと生き続ける。その状態になる年数は個人差があるが白士は十五歳の時に起こり、今でやっと『王』としてギリギリ貫禄がある外見になって来た。『剣王』と『円卓の騎士』とは祖父母、両親共に、友人の様な関係あるが、彼女はガラハッド以外の騎士に対して敬語を使っている。洋服よりも古い日本着が好きであり、ほとんど和服を着ている。お気に入りは平安時代に城下町に遊びに来た際、パーシバルに購入してもらった『白い菫』と言う和服である。
ランスロット卿 CV大友龍三郎
別名『湖の騎士』と呼ばれ、騎士としてはアーサー王よりも優れている、とまで謳われた。ガラハッドが聖杯を手に入れて天に召されたのをひどく悲しみ、せめて一目だけでも会いたい思いから、黒魔術の使用をアーサー王に求めた。しかしアーサー王は『黒魔術を望めば永久に続く死戦が起こる』と、それをかたくなに拒否。だが、ランスロットは引かず反旗を翻してしまう。二派に分かれた円卓の騎士たちはお互いの主を信じ戦うが、その際に騎士の一人モルドレットが反乱をおこす。ランスロット派も同時にモルドレッドの軍勢に攻撃を受け壊滅的な打撃を受けた。その後ランスロットはアーサー王と共闘し、モルドレットと戦うが撤退を余儀なくされる。その後、彼方に亡命したランスロットはアーサー王の慈悲を受け騎士としての称号を持ったまま『自由に生きろ』と言われ、修道院に入る。それから数年後。修道院に訪れたアーサー王の手によって『死人』となり、再び『円卓の騎士』としてアーサー王に仕える。その際に自分がきっかけで生み出してしまった『裏切りの騎士』の存在を知り、自らで決着を付けるべく動いている。
ガラハッド卿 CV渡辺明乃
十五歳で騎士としての試練を突破し、『円卓の騎士』に加えられた青年。生まれた際に呪いを持っておりその余生は短いものと言われた。どの騎士もが恐れる十三番目の席『危険な座』に座り騎士として周りから認められる。明るく人懐っこいため、互いの力を競い合っている騎士達の中でも誰とも敵意されることが無く、する事が無かった。その性格は『死人』となった今でも変わる事が無く、種の違う白士とも友達のように振舞っている。
ガウェイン卿 CV三木眞一郎
アーサー王の片腕としてその生涯を終えた騎士。その様子を見た人々は『忠義の騎士』と呼んだ。アーサー王とランスロットが対立した時にガウェインはランスロットと戦うべきではないと、騎士モルドレッド卿に提案した。しかし、作戦行動中ランスロット派に奇襲を受け二人の弟を殺されてしまう。これに激怒したガウェインはランスロットと自分のどちらかが死ぬまで戦う事を誓う。ランスロットとの決闘で重傷を負い、それが癒えぬままモルドレッドの軍団と戦うが、傷の上から更に撃たれて瀕死となる。そして、弟達がランスロットとの戦いを望んでいなかった事を知り、ランスロットに対する謝罪を手紙に書き残して息絶えた。その後、アーサー王の手によって『死人』となりランスロットと共に『裏切りの騎士』を倒す事を誓う。
パーシバル卿 CV川田紳司
当初は騎士とは無関係に育っていたが、父の死後、彼は母にウェールズの森に連れて行かれ当時の騎士たちに出会う。そこで見た騎士たちに尊敬を抱き、自らも騎士になる事をその場にいた彼らに伝えた。数年後、騎士になるべくアーサー王の下を訪れ、試練を達成すると『円卓の騎士』に迎えられる。その後、聖杯探索の任務に付き、ガラハッドと共に聖杯を見つけ、任務を成し遂げた。ランスロット討伐でモルドレッドと同じように留守を任されていたが、反乱をおこす事に反対し戦うが、多勢に無勢で敗れる。以後『死人』となり他の騎士と同じように、再びアーサー王に仕えた。表情が少なく、笑う事はほとんど無い。寡黙な性格で口数は少ないと言う訳ではなく種が違えど、皆平等であると思っており、敵でない限りはその者達に対して剣を抜く事はない。白士に誘われ、彼女が『王』でない時によく城下町に付き合った。彼女が言うには、表情が少ない自分の笑う所を見たいそうだが、今だにその言葉の意味は理解できていない。
質問などがありましたら遠慮なくどうぞ。次からは最終章です。このままのペースで終わらせたいと思います。では




