月紅戦記〜紅色の物〜
こんにちは、莱華です
まだまだ続けるつもりですので
ゆっくり暖かく見守ってください
「この本読んでみたいわ…蘭菜!神社の方で読むわよ!」
「えっ…紗倉!片付け〜っ!」
紗倉は蘭菜を置いて神社に行き戦記を読み始めた
月紅戦記…それはある1人の少女のある行動によって始まった戦いであった…
「はぁ…つまんないよぉぉっ」
清歌 紗奈はこの村に小さな神社を建ててそこに住んでいた。
「何も面白いことがない…」
独り言をボソボソと言っていたら一人の男がやって来た
黒い服に黒いズボン黒いマントを被っていたその男に紗奈は少し警戒していた
「参拝客…かな…」
警戒しつつ声をかけた
「こんにちは、参拝ですか?」
「…君はここの巫女かい?」
と、黒い男の人はたずねてきた
「はい…そうですが…どうかされました?」
「これをあげよう、絶対に開けてはいけないよ」
そう言うとツボを押し付けて帰っていった
「…?変な人だなぁ…それよりこれ…なんだろ…?」
とりあえず部屋に置いて掃除を始めた
その日の夜になりふと紗奈は思った
「このツボの中何が入ってるんだろ…」
そっとツボに手を伸ばし蓋を
…
…
…
開けた
ボンっという音とともに赤黒い煙がツボから上がった
「ゴホッゴホッ…なっ何?!」
中からは薄赤色の狐のようなものが出てきた
狐は一瞬紗奈を見てそして空へ飛び立っていった
「何あいつ…?!」
外に出ると狐は人々の家の方にむかっていた
「やばいっ…?!」
走り出した時にはもう既に遅く一つの家から煙が上がっていた
「お願い!間に合ってっ!」
その瞬間、空から雨が降ってきた
紗奈が家に着いた時…その家は形が無くなるほど燃えており…
紗奈は…崩れ落ちた
お話はどうですか?
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連載って苦手…()
ゆっくり投稿していくのでゆっくり見てってください