月紅戦記〜はじまりの物語〜
莱華です らいかと読みます
今回は始まりの物語ということで戦い面は特になし
完全な日常です
次からは戦いがあります
それではお楽しみください
ある日のこと
「…?何よこれ…」
ここは村に唯一ある小さな神社。
そこに住む巫女の清歌 紗倉
神社の蔵を整理していた。
「なんでこんなにものがあるのよ!御先祖様は何してたの!」
蔵には探れば探るほどガラクタ、ガラクタだった。
「もう!イライラするわね!」
「紗倉〜そんなに怒ったらダメだよ〜」
と、近くの酒屋の波代 蘭菜
がやって来た。
「あら蘭菜、何か用事?」
「前に貸した桶を返してもらいにきたの〜」
「あぁあれね、この中にあるわよ」
蔵を指差す紗倉…
「…ここに?」
苦笑いをして紗倉を見つめる蘭菜…
「片付けするわよ蘭菜。手伝いなさい」
「分かった〜」
片付けをすること数分、蘭菜があるものを見つけた。
「紗倉〜箱見つけた〜」
「箱?」
それはこの蔵に何年も放置されていたであろう木箱だった。
鎖で封印されてあり、側には蓋を閉めて鎖で巻いてあるツボもあった。
「…?何よこの箱…鎖で巻かれて…」
「鍵持ってないの〜?」
「…持ってるかもしれないわ」
清歌家代々受け継がれてる鍵がある。
その鍵を紗倉は首にかけていのだ。
「まさかこの鍵…これにあうのかしら…」
そっとはこの鎖に手を伸ばした
ガチャっと音とともに鍵があいた
「開いた…?それ、紗倉のずっとずーっと前から守られてきた鍵でしょ?」
「えぇ…蓋…開けるわよ」
警戒しながらそっと木箱の箱を開けると中には古い本が丁寧にしまってあった。
少しボロボロだが読めるみたいだ。
「月紅…戦記…?聞いたことないわね」
それもそのはず
これは昔昔に起こった戦いの記録…
それはとても最悪としか言いようのない記録だったのです…。
お話はどうでしたか?
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どんどん出していくつもりですので暖かい目で見守ってください