掌編小説集1 (1話~50話) さよなら政治家 作者: 蹴沢缶九郎 掲載日:2016/01/09 議会場の席で居眠りをしている政治家に銃口が向けられる。 五秒カウントされた後、弾丸が発射され、居眠り政治家は撃ち殺される。 その世界では、やる気のない政治家の射殺が許可されている。当選回数などは関係ない。 テレビ中継で様子を観ていた国民は拍手喝采。 おのずと使い物にならない政治家達は淘汰され、戦々恐々と国民の為に仕事に精を出す。 国は円滑に回る。 選挙演説では、彼ら政治家達の心からの言葉が聞けるのだ。 「国民の為に!!」