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私とりゅうの過去2

私とりゅうが小学5年生の時のことだった。いつものようにわたしのお母さん、りゅうのお母さん、りゅう、私で遊びに行くことになり遊園地へと行った。


私はその時が初めての遊園地でとてもはしゃいでいた。


そんな時事件が起きた。


ある時りゅうが


「ジェットコースターのろう!」


と言って私の手を取りそのままジェットコースターのある方角へ走り出した。


「えっ?」


私はあまりに急な事でとても戸惑っていて、返事ができずにいた。そんな私にりゅうは


「大丈夫、僕が美香ちゃんを守るから!」


と言って笑顔で手を差し出してくれた。その笑顔を見た瞬間、なぜだか心が軽くなってりゅうが一緒なら大丈夫だと思った。


「うん!」


私はそう言って精一杯頷いた。お母さん達は待ちなさいっ!って言っていたけれど、その時の私にはそんな言葉よりもりゅうと一緒に遊べることの方が大事だった。


なぜなら、彼は私のヒーローだったから‥‥。




しかし現実は理不尽に時を刻んで行った‥‥。

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