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取材という名の探偵ごっこ  作者: チョコパン
高校2年生 8月
48/50

とある夏休みの一日 前半

「どうしているんですか」

真夏の炎天下。新聞部員は部活のため部室で作業をしていた。だが、そこには新聞部以外の生徒も入っていた。


「しょうがないでしょう。生徒会室のクーラーが壊れたんだから」

部室にいたのは生徒会だった。生徒会のノートパソコンを机の中央に置き、それを中心に、生徒会4人が居座っている。


「すみません。私が不甲斐ないばかりに・・・」

申し訳なさそうにしていたのは生徒会会計2年の『森中もりなか さやか』だった。

事情を聞くと原因はクーラーの老朽化だった。クーラーを掃除しようとしたところ、クーラー自体が落ちてきたらしい。クーラーが悪いが自分のせいだと少し落ち込んでいる。


「ケガしないだけでも良かったですよ。私たちは代々終わっているので使っても大丈夫ですよ」

十六夜は快く受け入れてくれた。


「どのくらいに直るんですか?」

「夏休み中には、っていってました」

直すだけなら数日で済むが、夏休みは修理の依頼が多く、至急には無理だった。


「その代わりに、私たちも手伝いましょうか」

提案出したのは副会長の『心乃こころのあずさ』だった。

「でも、あと数日で終わりますよ?」

智が進捗を説明した。

「逆に、手伝わせるんじゃないの」

瑠衣の一言で心乃の顔がにやりと笑う。

「バレちゃった。」


(生徒会のメンツやばいな・・・)

比呂斗は少し心配になった。




__________ドンドンドン!

「助けて!」

いきなり、渡が入ってきた。全力で走ったのか息が上がっている。

「なにがあったの!」

先に反応したのは鎌谷さんだった。

「部長が倒れた!」

その言葉を聞いてすぐに全員が席を立つ。そして剣道場で倒れていることを聞いた。

「まず先生に伝えた?」

鎌谷さんは指示を出すため、現状を聞く。

「先生には伝えました。そこからどうしたらいいのかわからなくなって、新聞部を頼ろうと・・・」

鎌谷さんは渡の頭をなでる。そして「大丈夫」と囁いた。

「さて、全員行くよ」

会長命令で全員剣道場へ行くことになった。

 

剣道場へ行くとすでに剣道部部長剛力は保健室に運ばれていた。

そして先生たちが数人集まって話をしている。


「おう、なんか珍しいメンツだな」

国語教師の今井先生が先に気づいた。確かに生徒会と新聞部、個々の付き合いはあるが団体での付き合いは全然なかった。


「それは置いといて、倒れた原因は何ですか?」

鎌谷さんはぐいぐいと攻める。顔が真剣になっており、ピリピリした空気が流れた。

「原因は、熱中症だな。剣道場に入ってみたらわかるがものすごく暑い」

「なるほど。入ってみますか」

鎌谷さんはすぐに剣道場へ入ろうとした。それに続き、生徒会と新聞部も入ろうとする。

「鎌谷さんはいつもこんな感じなんですか?」

比呂斗が心乃に聞いた。心乃は思い出そうと顔を上にあげる。

「ん~、重要な場面だとこんな感じかな。すぐに周りを調べてそこからぐいぐいを攻めていく感じ」

「ほう」

さすが生徒会長だ。と比呂斗は尊敬する。


「確かに暑い」

鎌谷さんが剣道場へ入るとすぐに扇子を取り出した。

「そんなにです・・・・・おっと」

「うっ」

比呂斗と瑠衣が剣道場に入った途端、温度差に体がやられ、倒れるところだった。

「「大丈夫?!」」

比呂斗を十六夜が、瑠衣を智が抱いて支えた。

「二人は入らないように、一応十六夜さんと梓も出ておいて。体力ありそうな橘(智)くん、蒼(笹草)

はついてきて」

その指示に従ってそれぞれが待機班と調査班に分かれた。


「こうなったら会長、徹底的に動くわよ」

心乃は笑っていた。

「なら私の出番が来そうですね。予算はある程度出せそうですけど・・・」

森中はため息を少しはいた。

「ならこっちにも何か回ってきそう」

比呂斗は忙しくなりそうな予感がしてガクっと頭を下げた。


久しぶりの投稿だったのでキャラクターを少しわかりやすくしています。

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