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取材という名の探偵ごっこ  作者: チョコパン
高校2年生 8月
42/50

合宿一日目 中

タイトル、2回で終わらせるつもりが少し長かったので3回で『中』となってしまいました。

____パシャ

と比呂斗のカメラの音がする。

「どう?」

比呂斗は撮った写真を十六夜に見せた。

「いいんじゃないかな」

十六夜はOKサインを出した。二人にも見せたが同じような結果だった。

「この調子で撮ってきまーす」

その後比呂斗はパシャパシャ撮っていったものの調子に乗って10枚中4枚採用となった。


「疲れた~」

プールサイドをぐるぐる回って撮っていたので体力のない比呂斗は疲れていた

練習が終わると全員が一旦部屋に戻ることになった。

比呂斗がベッドに横になり、目を瞑った。

「比呂斗…」

十六夜が比呂斗を呼んだ声は怯えていた。

「ん?どうしたの?」

その声に驚いて十六夜の指を指している方向を見る。

「札が・・・」

その先には最初にあった札がなくなっていた。嫌な予感がした二人は部屋中を探したが札はどこにもなかった。

「どうする?」

比呂斗は少し考えると伝えるという方針で十六夜に伝えた。

「とりあえずみんなには教えないように電話で伝えるね」

と十六夜が部屋にある受話器を取ろうとした。だがどんなに引いても受話器がびくともしなかった。

「なにこれ!かたい」

うそだろ?と比呂斗も受話器を取ろうとしたものの結果は同じだった。

「じゃあここから出るか」

と、比呂斗は扉を開けようとしたもののドアノブがひねってもびくともしなかった。

「まじかよ」

部屋から出られないと感じた二人は脱出を試みるために使えそうなアイテムを探していった。



「結局何もしなかったな」

二人が厄介ごとに巻き込まれている際に向かい側にいる、智と瑠衣は今日の部活について話していた。

「まぁ、私もとくになにをすればいいかわからなかったからね」

さすがに次も同じようなことだったら、暇で暇で仕方がない。

「次の予定なんだっけ?」

智が聞くと瑠衣は学校で配られたスケジュールの書かれた紙をみた。

「次は昼食ね」

昼食と聞いて智は目を光らせた。

「先に見に行かない?」

自然流れで智は瑠衣を誘った。すると少し興味があるのか瑠衣は了承してくれた。

「じゃ、一応二人にも伝えないとね」

それを聞いて少し落ち込んだが、仕方がなかった。

 二人は部屋を出て向かい側の比呂斗と十六夜の部屋をノックする。

「先に食堂行っとくよ~?」

瑠衣が伝えようとしたが、中から反応がなかった。

「あれ?」

そのことに気になって瑠衣は扉を開けようとし、ドアノブに手を掛けた途端、扉が瑠衣の力以上に強く開いた。

「わぁ!」

勢いよく前に引かれ、倒れそうになったところで智が手を取って助けた。

「ありがとう」

瑠衣の礼思わず智は照れた。そして智と瑠衣は部屋の中を見ると、しりもちをついて転んでいた二人を見つけた。

「「助かった~」」


 比呂斗は智と瑠衣に先ほどの状況を伝え、ホテルの従業員に伝えてくると言って離れた。十六夜は智が瑠衣と二人っきりで行きたいという心情を察し、比呂斗と一緒に伝えに行くことにした。

「さて、どっちから降りる?」

エレベーターと階段、先ほどみたいに部屋に閉じ込められるかもしれないと不安でひとつひとつの行動に確認を取った。

「階段かな」

十六夜は閉じ込められた際の不安が低いほうを選んだ。

階段は特に何もなく1階へ着いた。

「あの~、部屋にあった札がなくなっていたのですが?」

カウンターへいき札のことを伝えると、「げっ」と従業員が声を漏らしたがすぐに口に手を塞いだ。

「連絡します」

そういって電話で誰かにつないだ。1分ほどで1人のスーツ姿の男性がカウンターに来た。

「申し訳ございません。あの説明をさせていただきたいので少々時間よろしいでしょうか」

とても丁寧に接待してくれたので流れについていき、カウンター近くのテーブルで話すこととなった。


「実はあの部屋。数年前に起きた自殺事件が起きた部屋なんです」

それを聞いた二人は唖然とした。


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