優しい先生、めんどい先生、裏ある先生、長い先生
「「「「失礼します!!」」」」
新聞部全員が同時に入り、今井先生のところまで行った。
「取材ね?わかってるよ、校長先生はどうするんだい?」
今井先生はわかっているようだった。
「校長先生は最後にしますよ。人数が多いので、2日かかるかもしれませんが」
「わかった、ひとついっておくけど、校長先生と教頭先生は一緒の日にはしないほうがいいよ。どちらも時間かかるからね。」
先生の助言で少し変更になったが、比呂斗が今井先生と話しているとき、近くにいる山坂先生に前年の新聞はどうだったか三人にきいてもらっていた。
「来たか。」
というと智はメモ帳とシャーペンを持ち、質問した。このときポケットに入れていたボイスレコーダーも取り出した。少しメモをのぞいた限りではこうかかれていた。
質問
1.名前と年
2.趣味
3.今後の目標など
その質問に先生は答えて、
1.今井 良純(30)
2.スポーツなど
3.もっとみんなと仲良くなること
少しくさい回答になって、少し退いたが、そのあとは、淡々と進んでいった。今日は先生24名中12名が終わって、担任の先生や気になる先生などを優先した。なかでも、
「いや~担任だからわかるだろ~名前ぐらい」
担任の切崎 梢先生、体がいいと体育系の部活の生徒に人気らしい。この先生はかなりめんどくさかった。
「先生は何歳ですか?」
と智が聞くと、
「いやぁ、レディに年を聞いたらだめだよ?」
と全然教えてくれず結局
切崎 梢(??)
となった。
次は新任の先生で見た目は普通なのだが、しゃべり方などでなにか裏がある先生だと思った。
「あ、僕かい?僕の名前は入江 竜 年は、22歳、趣味はね~こういう見た目だけど買い物が趣味だよ。買う物は、食材とかいろいろ、今後の目標は、慣れることかな?やっと先生になれたわけだし」
といった。そして今井先生の言っていたとおり話がかなり長かった教頭先生は、名前と年は短かったが、趣味では、得意なスポーツや、自分の功績や、体験して印象に残ったことを、5分ぐらい話し、今後の目標では、前年のことをいいながら3分ほどかかった。
1.斉藤 優(55)
2.スポーツ全般
3.前年から変わること
となった。
その後...
「はぁ~、つかれたぁ~」
と部室に戻った、十六夜の言葉で十六夜と智は、机にひじを置き眠そうな形になっていた。
「なんだよぉ~、教頭先生話が長すぎる、寝そうだったし」
「ほんとそうだよね」
智と十六夜が感想を言い合っていた。
「そんなんで眠くなったら授業中寝ちゃうわよ?」
と瑠衣がいうと、「僕は授業は寝てるけどね。でも、それ僕たちに言うことか?」といい、比呂斗に指差した。
「ぐぅ~zzz」
すでに比呂斗は眠りについていた。
「そりゃぁ、比呂斗は中学のころから体力がなくてねぇ~、まぁ寝ずに授業を受けた後にこんなことすれば疲れるでしょ」
と十六夜は微笑むが、「男子の癖に」と瑠衣は少しあきれた様子だった。
「比呂斗おきろー、鍵のじゃんけんするぞ」
といい、智に起こされた。
「「じゃんけ~ん、ほい!」」
比呂斗:チョキ
十六夜:チョキ
智:パー
瑠衣:チョキ
「な!」
と驚いた表情でこっちをみたが
「起きた後にじゃんけんさせたらグーを出すという予想ははずれたようだな」
と勝った喜びで眠気がさめた俺が、微笑みながらいった。
「どんだけいきたくないのよ、職員室」
初活動は、智の負けで幕をとじた。




