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取材という名の探偵ごっこ  作者: チョコパン
高校1年生 7月
36/50

打ち上げ中断

「依頼?」

比呂斗に続き他一同も首を傾げた。

「そう、依頼よ」

といいポケットから一枚の紙をだした。そこには長机や椅子と書いてあった。

「これは?」

この紙こそが依頼の内容の一部だった。

「今回の依頼は、備品をみつけてほしい」

なくしたのか?と思ったものの先生には危機感がなかった。

「なくなったのは体育館の備品。それをみつけてほしい。できれば犯人まで」

先生もなくなったことだけを伝えられたので詳しい話はしらなかった。

「わかりました」

「ごめんねー打ち上げ中に」

と先生は謝る。

「すみませんがそれ、生徒会の仕事じゃないんですか?」

一理ある、学園の備品などを管理するのも生徒会の仕事の一つだった。なのになぜ新聞部が選ばれたのか。

「いや、生徒会室にもいったけど会長さんがいなかったからね」

いるわけがない。なぜならこの打ち上げに参加しているのだから。

「ま、でも丁度いいし。ここにいる全員に手伝ってもらおうかしら」

生徒会と新聞部はわかるが、それ以外の人たちは少し顔が渋くなる。

「では、俺はこれで」

こっそり源が部室からでようとしていた。だが・・・


「担任から逃げるか?」

源の肩に手を置き、先生が言い放った。渋々振り返り先生の顔を見るが、先生は満面の笑みで笑っている。

「・・・わかりました」

源はすぐに自分の座っていた椅子に座った。

「ということであとはがんばってね。職員室で待ってるから」

先生は生徒を残し部室から出ていった。


(((((((((今度、埋め合わせしっかりしてもらお)))))))))

打ち上げ参加者全員が同じことを思っていた。

「さて、どうするべきか」

飲み物を中央へ集めそれを囲むように座った。

「まずどう探します?」

会長がいるので比呂斗は敬語を使う。それ故、鎌谷さんがリーダーになっていた。


なくなったもの

・長机×3

・普通の机

・椅子×2

・パイプ椅子×3


「やっかいね。普段使いそうなやつだからどこかの部室に隠されてるかもしれない」

比呂斗達は、てっきり外に置いてると思っていたので少し驚いた。

すべても部室を探るとなると時間が掛かり過ぎる。一応備品にはちゃんと置かれているところの名前が書いてあるが、さすがにみんな嫌がった。

「それなら、外を中心に探しましょう。それでも見つからないようであれば、各部室を探すしかないわね」


早速外を探すことになり、それぞれグループで別れた。

・体育館回り

智、源、比呂斗

・1号館回り

瑠衣、渡、十六夜

・2号館回り

鎌谷さん、笹草、武

・こっそり学園内

切崎先生


この学校は2館あり、1号館が生徒たちのHRホームルーム教室や職員室中心、2号館が理科室や家庭科室、図書室などの教室中心となっている。



「さて、探すか」

まず体育館組の3人は体育館の玄関に来ていた。

「俺右」

「俺左」

「なら正面」

と早く終わらせたい三人は各自別々なところを回ることにしていた。



「渡さんってなんで剣道はじめたの?」

瑠衣が渡に聞くと彼女は少し考えて答えた。

「初めて見たスポーツだったからかな。みていてかっこよかった」

と女子たちは会話しながら進んでいる。

「私が最初に見たスポーツなんだったかな~」

必死に思い出そうとするが結局思い出せなかった。

「私がみたスポーツはサッカーだったな~、あっ」

十六夜が自分の初めて見たスポーツを答えた瞬間一つの机を見つけた。

見つけた場所は玄関からみて左側の側面においてありひと気の少ないところだった。

「これじゃないかしら」

瑠衣が確認しに行くと机の裏に『体育館』と書かれていた。

あった机は一つだった。もっていくのは近くにいた瑠衣と十六夜がもっていくことになった。

「私も持つよ」

と渡も持とうとするが逆に運びにくくなったのでただついていくことになってしまった。

「でもどこへもっていく?」

「なら部室にもっていこ。ちょっと渡さんもって」

十六夜はなにか浮かんだらしく渡に持たせてスマホを取り出した。

「よし」

と十六夜が操作を終えた途端、2人のスマホに通知が来た。

片手で持ちながらスマホを確認するとグループチャットアプリでグループに誘われた通知だった。そこには打ち上げメンバー全員が加えられていた。

「はや」

通知きてからみるまで数秒しか経ってないのに入っているほかの人は見つけていないのかと瑠衣は思った。

『とりあえず部室に運んどいて』

比呂斗からのメッセージからきた。

『わかった』

と瑠衣がメッセージを打つとすぐに既読が3となっており、その主は十六夜、渡、比呂斗となっていた。

「さて、運ぶわよ~」

瑠衣が率いて3人が部室へ向かった。



「ありました~」

鎌谷率いる弓道部3人はすぐに分かれて探しそれぞれ見つけていた。

鎌谷さんはパイプ椅子2つ

笹草は普通の椅子2つ、パイプ椅子1つ

武は普通の机

をみつけた。


「では戻ろうか」

探し終え3人は部室へ戻った。


____ガラガラ

「・・・・」

弓道部3人は中に入ると長机が一つおいてあっただけで誰もいなかった。

メッセージを送ると

『まだ探しています』

というメッセージが飛んできた。

「私たちが一番乗りですね」

笹草が喜んでいる。比呂斗に勝てたのがうれしいのだろう。

(ほかの人たちになにかなければいいんだけど・・・・)

武が心配する中、体育館組は・・・



「犯人みつけた!」

源が丁度長机を置こうとした犯人をみつけた。制服からみて男子生徒だった。身長は見た限り自分よりはでかくスポーツをしていそうながたいだった。

源が叫んだ際、声が届いたのは比呂斗のみ反対側にいた智には声は届かなかった。

「わかった」

比呂斗はすぐに犯人を見つけたと智に連絡する。


「了解」

知らせをみた智はすぐに走り出した。


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