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取材という名の探偵ごっこ  作者: チョコパン
高校1年生 6月
28/50

天才生徒会長のご指導

部長、今回のテストのことでわからないことを聞きたいんですが?」

笹草は先輩の鎌谷さんに勉強を教わろうとしていた。

「私ももうすぐテストとかセンターのための勉強があるからな~」

といって悩んでいた。「だめか」と笹草はあきらめたその時。

「ん~復習がてらやってやろうかしら。なんだから、私の家に来なさい」

「え・・・?」

ということで休日、笹草は鎌谷さんの家にお邪魔した。



「なんであんた達がいるのよ」

笹草は先輩に誘導されて部屋に入るとすでに3人お菓子を食って座っていた。その三人は笹草のよく知っている人物だった。

「呼ばれたから」

「私も」

「昨日部活帰りに誘われて」

比呂斗、十六夜、武がいた。笹草は「まさか私以外にもいたとは」と頭を抱えていた。

「天才3人に教えれば私の学力アップが望めると思ってね。一応普通の成績の戒くんも呼んどいたから」

普通の成績と聞いたと途端、武は飲んでいた炭酸ジュースを吹き出しそうになっていた。

「なんで知ってるんですか~」

「成績が貼り出されるから見たのよ。一応部員全員の成績は頭に入ってるわよ~」

そんな光景をみて比呂斗と十六夜は「解決したんだな~」と微笑ましく見ていた。


「さて、みなさん。勉強しますよ」

笹草がそういった途端、比呂斗と先輩は目を細くて面倒くさそうで彼女をみていた。

 そんな中笹草たちは机を4人で囲み、先輩は自分の机で勉強していた。「わからないところは聞いてくれ」といって勉強に励んでいるものの集中力がすごすぎてあまり聞ける状況になかった。

 そのまま黙々と笹草達は続けている内に先輩はあることを思っていた。

(あれ?誰も私に聞いてこないんだけど)

そのままチラチラみても4人の勉強している空気は先輩も声を掛けられないぐらい混沌としていた。

「はぁ~」

少し空気を和らげるために先輩は飲み物を冷やすために置いといた氷を笹草の背中に1個入れた。


「きゃぁ!」

「「「!?」」」

「あはははははは」

予想以上に驚いた反応をみて先輩は大爆笑、3人は突然の出来事で驚き、武は目を背け、笹草は驚きのあまり立とうとしてその挙句、机の角に膝をぶつけてしまった。

「せんぱっ、いったぁ!」

打った途端に笹草は膝を抑えうずくまっていた。

「ごめん、ごめん、あまりにもみんな集中し過ぎてたからね」

「先輩もとても集中してましたよ」

武がいうと先輩は「あれ~」首をかしげていた。

「ということで先輩に聞きたいところがいくつかあるんですが」

笹草が聞くと先輩は笑顔を見せた。

「任せなさい!」

その後笹草はわからないところを先輩に聞きまくっていた。その間比呂斗達は3人で話していた。

「ねぇ、二人に聞きたいんだけど、なんでこの勉強会に参加したの?参加しなくても二人ならいい点数取れそうだけど」

武がそんなことを聞くと比呂斗は笑った。

「いやだって、面白そうじゃん、実際さっきみたいに面白いもの見れたし。おそらく十六夜も同意見」

そういって十六夜を向くと、縦にうなずいていた。

「戒くんは学校生活慣れた?」

五月の依頼のこともあり十六夜は武に調子を聞いていた。

「なんとか慣れたよ。若干まだ残っている感じがするけど前ほどじゃないよ」

「そうか」と比呂斗と十六夜は安心していた。

 俺達の会話が終わった後、笹草はわからない問題がなくなったのかすっきりしたような顔になっていた。

「今回は単独一位取れそうな顔してるな」

比呂斗が煽る感じで彼女に言った。

「私は次回も満点よ。単独かは、君たち次第だね」

自信満々の顔で比呂斗を見ている。

「3位になっても泣くなよ~」

比呂斗が煽り返した。

「なんですと~」

二人の間に火花が散っているようにみえた。それをみた三人は笑っていた。


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