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取材という名の探偵ごっこ  作者: チョコパン
高校1年生 6月
27/50

一学期期末テスト補修

 十六夜たちとゲームした翌日、比呂斗は登校中智にあった。


「よう、智って頭どうした?」


比呂斗が声を掛けて智が振り向くと智のおでこには四角のしわがいくつかできていた。


「いや~、昨日徹夜したら寝落ちしてしまってさ、起きて鏡みたらこれだよ。つけっぱなしだったからオリガミさんにすぐ返信したらすぐに返ってきたよ。レベルもそれなりに上がっていたし徹夜していたっぽい」

比呂斗は智の顔をまじまじとみる。

「確かにキーボードみたいな形だ」


 その後、智はクラスで笑いものになったらしい。



6時間目が終わり部活へいこうと準備しようとしたら担任の切崎先生があることをいいだした。


「お~い、君たち、7月入ったらすぐテストだから今日から1時間補修しますよ~」


「「「「「「「は?」」」」」」」」」

おそらくクラスの笹草以外はこんな反応をしただろう。


「『は?』はないでしょう『は?』は。やるといったらやるわからないことあったら英語以外は1位の三人組に聞きなさい」


「「「は?」」」

次に笹草までもが口をもらす。おそらくそこまでは予想できなかったのだろう。


(もしかしたらこいつ知ってたんじゃね?)

と比呂斗は思い笹草のほうをみると笹草は『ニヤッ』として正面を向きなおした。


(こいつがいいだしたか~だが残念だったな~理科以外は全部押し付けてやる~)


『へへっ』と笑い補修へ取り掛かる。補修は自分のやりたい教科を各自で勉強するらしい。英語だけは先生自ら教えに行くらしい。途中寝ていたり、別なことをしていたりした人は英語の宿題を出されていた。30分すると耐え切れなくなったのか1人の男子が比呂斗のところに来た。


「どうした源、聞きたいことでもあるか?」

源が比呂斗に聞きたいことは社会のところだった。だが比呂斗は断り少し大きな声であることを言った。


「社会なら俺より笹草のほうが教え方うまいぞ~。俺は理科専門だからな!」

「な!」

比呂斗が言った途端横のほうから声がしてみてみたら、笹草が『なにいってるのこいつ』のような目で見ていた。そして比呂斗は『ニヤッ』として補修に取り掛かる。


「その問題わからないから比呂斗に聞いて?」


いきなり前のほうからそんな声がした。すると十六夜が質問してきた女子に答えていた。すると質問してきた女子がこっちに来た。


「この質問教えてくれない」


まさかと思い十六夜をみると『ニヤッ』としていた。この女子、七宮ななみや こころは俺に理科の質問を聞いてきた。簡単だったのでパパッと教えてた。

「へー、そういうことだったんだ~」

と少し大声でいいだした。

(まさか、こいつもグルだったか~)

七宮をみると『ニヤッ』とした後「ごめんね」といって席に帰った。

(あざとい)


この台詞をきっかけに比呂斗にたくさんの理科の質問が迫ってきた。



放課後部室にいくと、すでに瑠衣と十六夜が勉強していた。


「ねぇ、春風。この問題教えてくれない?」


瑠衣が聞いてきた問題はたくさんの質問の中で最も多かった質問だった。


「もうこの問題はやめてくれ。十六夜がわかっているはずだ。わからないといってもわかってるから」


この問題はすでに十六夜にも補修の時間に教えてやったことだ。


「知ってるんじゃん~」


「ばれたか~」

笑いながら勉強している二人を邪魔しないように俺はポータブルゲームをする昨日やったのと同じで、主にテレビゲームでやるのだがポータブルゲームと連動していて設定するとできるようになるのだ。


「これが十六夜ちゃんたちがしてたゲームか~面白そ~」


ゲームをしている中瑠衣が覗いてきた。その時に『オリガミさん』なのか問いただしてみたが違うようだった。


「このゲームそろそろ買えそうだからその時はID教えてね~」

瑠衣はゲーム機自体もってないが、聞いてみたらゲーム機ごと買うようだ。さすが金持ちは違う。



「やっと終わったわ」

個々それぞれ満足の補修を受けれたようだ。智はまだこない。おそらく念入りに補修を受けられてるのだろう。比呂斗は智の無事を祈りゲームを続ける。


「一応この学校ゲーム禁止だよね?」

だいたいの学校がゲーム機禁止。もちろんこの学校も同じだ。いままで誰も没収されていないのでどのくらいの期間没収されているかはわからなかった。

「大丈夫、大丈夫。せんs・・・・・」


________ガチャ

「そういえば前の依頼だけど」

いきなり初依頼の新堂先生がきた。

開く瞬間比呂斗は手に持っていたゲーム機の電源をスリープ状態にして、手から離し下にあるバッグに入れた。そして近くにあった十六夜の教科書を取り何もなかったように振舞う。


「なんでしょう」


「実は前のことを報告しに来たの。あれからあの子ほんと変わったわ。なんか部活いくのをとてもわくわくしているみたいなの。ほんとありがとね」

武はときどき昼休み比呂斗のところにくるが最初あった時よりかなり顔色がよくなっていた。比呂斗もやる価値はあった、とご満悦だったが、タイミングが非常に悪く返答が棒読みだった。


「では、じゃあね」

新堂先生が教室を出た途端、比呂斗は大きなため息をついた。


「はぁ~、危なかった」

「ほんと」

「ひやひやしたわ」


3人ともあせっていたようだ。だがその点比呂斗には抜け目がなく落下地点に同じようにバッグを置きゲーム機を取り出す。


「さて、しますk・・・・」


「比呂斗!勉強教えて」

次に智が勢いよく入ってきて比呂斗にねだった。ただでさえ少し不機嫌になった比呂斗が追い撃ちを掛けられたようにうんざりな勉強の質問だったので少し智を睨んでしまった。


「すみません」


それに気付いたのか智はしぶしぶ瑠衣に教えてもらうことにした。


補足としてゲームはテレビゲームですると書きましたがチャットではキーボードを接続しています。

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