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取材という名の探偵ごっこ  作者: チョコパン
高校1年生 4月
2/50

〜帰宅〜

「「「「じゃんけん、、ほい!」」」」


4人がジャンケンをし、一人だけグーで負けた人がいた。


「な!なんで俺なんだよ_| ̄|○」


比呂斗は鍵を職員室まで返す人を決めるためのジャンケンに一発一人負けで見事に持っていくハメになった。みんな笑い出していたが、めんどくさがり屋の比呂斗にとってわショックだった…


「正門で待ってるから急げよ〜」

と送り出した智は、爆笑していた。

(あの時チョキ出してれば一人勝ちだったのに)

とブツブツ思いながら歩いてるうちに職員室に着いた。


「1年3組の春風 比呂斗ですけど、新聞部部室の鍵を返しに来ました。入ってもよろしいでしょうか?」


「おう、いいぞ」

比呂斗に応答してくれた人は、国語科の今井(いまい) 良純(よしずみ)先生でとても生徒に優しいで人気のある男教師らしい。


(まてよ、明日どうせ、自己紹介してもらうんだったら今のうちに伝えといた方が楽かな?)


「先生方に一ついいですか?」


「どうした?」


「明日新聞部の活動で先生の自己紹介を新聞に書くことになったので、一応内容など考えてください」


「わかった」

「いいよ」

「まかせとけ」


などの先生たちの声が聞こえて比呂斗は職員室を出た。


「やっと終わったぞ〜」

「OK、帰りますか!」


「まさか先輩いないとは、意外と楽そうだな」

正門を出た後比呂斗がつぶやいた。


「まだ最初だからでしょ、それにまだレイアウトも考えてないし…」

十六夜の納得の答えに少し焦りが見えていた。


「4月が終わるまで、あと2週間よ。まだ初心者の私たちにできるのかしら?」


さらに瑠衣がおしてくる。


「え?神上さん、初心者なの?」


目を大きく見開いた智はとても驚いていた。


「しょうがないでしょ〜、先輩とあんまり関わりたくないからこの部活に入ったのよ、そして、部活に入らないと親にコロコロ言われるのが苦手なのよ」

少し瑠衣の顔が暗くなった気がした。


「まぁ〜、僕と比呂斗は部活動紹介の時、部活に入った方があとあと有利ってことを聞いて、楽そうだから入ったんだけどね」


比呂斗と智は部活動説明会の時隣だった。

先に声をかけてきたのは智で思ったより会話が弾み部活動説明会が苦にならず済んだ。


「私は、ただしたかったから入ったんだけど…」



「それ、ある意味すごいなw」


比呂斗が言った途端、十六夜の顔が少し赤くなった気がした。


「残念だけど私、もう家だから帰るね」


瑠衣はそう言ったが、周りに家はあるものの、瑠衣が行こうとしてる方向には明らかに普通とは違う家があった。


「おい、まさか、お前の家って…」

比呂斗は口に出したものの他の2人も驚いていた。


「何かおかしいことでもある?」


瑠衣は当然かのような態度で家に入って行った。



「いや〜、まさかあの冷静沈着の人があんな家に住んでるとはね〜」


智の言葉に二人とも


「「うんうん」」


と頷くことしかできなかった。


「いや〜、でももっと話したいんだけど僕もう家なんだよね〜」


と言ったが智の家は思ったより普通だったので2人ともなににも触れなかった。


「おう、じゃーな」

「バイバイ」


などの言葉で返した。


「なんか褒めろよ!」


と智が2人に言ったもののあんな家を見た後でこんな家を見て、褒めるのは意外と難しいことだ。


「まぁ〜、普通だな」


「おい!」


などと言って智は帰っていった。


「思ったけどみんな家近いな〜」


「だよね〜」


「だって、神上の家から智の家まで約3分で智の家から俺と十六夜の家まで3分だからな、さて、着いたし帰りますか!」


「じゃあね〜!」


比呂斗は智とあまり変わらない一軒家に入り、十六夜はその隣にあるそっくりな一軒家に入って行った。



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