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取材という名の探偵ごっこ  作者: チョコパン
高校1年生 5月
12/50

真夜中の学校 十六夜視点

今回は十六夜視点です!

時は少し(さかのぼ)


「あれ、なに…」


十六夜(いざよい)比呂斗(ひろと)の後ろに映る少女をみた。それに比呂斗が向くと、自分の過ちに気付いた。


(まさか…)


比呂斗の視界から十六夜が離れた時、十六夜は後ろをみた。すると、黒く禍々しい物が寸前にあった。


そして、十六夜はそれに呑み込まれた。


それから3分ほどして十六夜は起きた。


「比呂斗がいない、呑み込まれたのは夢じゃなかったんだ」


十六夜は2階だとわかると周りを見回した。


「窓は開かないか。ドアも開かないし、どうやったら出れるかな〜」


少し頭を抱えていた。だめ押しで階段を上ってみたが、依然として2階だった。


「なら、いっそ!」

拳を握り思いっきり窓を殴った。

「いったぃ」

なすすべがなくなった十六夜はスマートフォンを取り出して、グループ通話をした。


(つながって!)


心の中で叫んだ。


『もしもし!大丈夫か!』


(つながった!)

少し安心した。

.

.

.

『道無き道を行けばいいよ。』


十六夜はその言葉を聞いてすぐに答えがわかった。


「確か、鏡はここには置いてなかったはず」

そして鏡に近づいて、鏡の中に歩いて行った。


「ふぅ…、やっとでれた〜」

そのあと窓を開けたり閉めたりした。

(よし、ちゃんと出れてる)

その時スマートフォンがなった。


『もしもし』


瑠衣(るい)からの通話だった。

.

.

.

瑠衣からの通話に十六夜は鏡を行けば出れるとは言えなかった。


「1階も出口が鏡とは限らないかもな〜」

そのあと2階を少し調べたところ、職員室と校長室が空いてた。入る前に人を増やしておこうと思った十六夜は一階に向かった。

すると泣き声が聞こえてきた。


「やっど、でれだ〜」


見ると、(さとし)が、瑠衣にしがみついて泣いてた。そして、瑠衣も少し泣きそうになっていた。

(二人とも出れたんだ)

泣き止むのを待って、十六夜は二人に会いに行った。


「瑠衣ちゃ〜ん、橘く〜ん」

次回は十六夜、瑠衣、智の三人の行動から入っていきます!

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