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エピローグ 約束
初投稿なので覚束ないところもあると思いますが、どうか温かい目でご覧になってくれると幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。
暗い部屋に少女は立っていた。目には涙を浮かべて。
彼女の心は疲弊していた。この数日の出来事は簡単に心を壊してしまうほどのものだったからだ。
部屋はやけに寒く白い息がでるほどだった。
しかし、そんなことなど気にもとまらなった。とにかく、疲れていた。
「ごめんね約束、今度は絶対に守るから。」
彼女は今にも消えてしまいそうな声で言った。心だけでなく身体も鉛のように重たく動かないものとなっていた。
そして、彼女は眼を閉じた。長い眠りのはじまりだった、、、