ゴーストオブ対馬の感想
ゴーストオブ対馬
2020年に発売され、遊んだゲーマー達から満点と言われるほどの高評価を叩き出したゲームです。
私も評価は知ってましたが、PS4持ってなかったのでスルーしてましたw
んで、九月に書いたエッセイの通り、PS5購入の時にディレクターズカット版を買うことで漸くプレイです。
そしてプレイしてみた感想としては、
「むっちゃ面白かった!」
主人公である境井仁を操作しながら、蒙古軍を倒していくのですが非常に自由度が高いです。
武士として戦うなら一騎打ちからの正面突破。
あくまでも敵を静かに殲滅していく暗殺方法。
他にも弓を使った一方的な射殺プレイ。
暗殺道具を使うことで、敵の動揺を誘うプレイ。
プレイヤーの想像力次第で、色んなやり方で敵拠点を落とすのがとても楽しいのです。
……うん、まじで外道。
でも物語としてみれば、そうしないと勝てないほど戦力差が大きい。
実際ゲーム中も操作間違えるとあっさり死にますからね。
ただ、その難しさがいい感じでプレイヤーは試行錯誤を繰り返すことで、キャラの成長より自分のプレイヤースキルが上がっていることを実感できます。
最初の頃は敵拠点を1つ落とすのに、暗殺プレイなのに敵に発見されることも多々、正面突破だとあっさり死亡させられていた。
ですが、後半になると火薬でまとめて吹っ飛ばしたり、毒で恐怖煽ったり、弓でヘッドショットやったりでやりたい放題w
そのせいで、楽しく敵を倒してると、……え? もう拠点殲滅完了?
となるので、物足りなくて他拠点をナマハゲ気分となって探しに行くのです。
「蒙古軍はいねが~?」
うん、蒙古軍から見たら主人公マジで鬼畜w
他にも敵ボスとの一騎打ちシーンが熱いですね。
特に一騎打ち前に、主人公が太刀を抜くシーンがめっちゃカッコいい!
ただ太刀を抜くという感じでなく、ここからが真に命の奪い合いをするという緊張感を味合わせてからの戦闘開始が惹き込まれる要素です。
ちなみに高所から蹴りで敵を吹っ飛ばして、転落させるプレイもお勧め。
めんどくさいけど、敵を罠にはめて陥れるって……楽しいよね!
というわけで戦闘面だけでも面白いのですが、探索方面でもこのゲームは楽しませてくれます。
対馬という島が舞台なので、対馬の様々な場所を探索するのですが、これがまた楽しい。
主人公を強化するべく、装飾品・強化アイテム・衣装などが対馬全体に配置されてるのですが、景色が非常に綺麗なのです。
丘に登れば360度見渡せば、見惚れるほどの自然が広がっている。
海に行けば、波の音と燦燦と照らされる海の景色。
昼夜があるので、その時間にしか見れない光景もあるなどで、訪れたことがある場所でも綺麗な風景を見せてもらえるのです。
個人的には狐が可愛くて仕方なかったですねー。
稲荷を参拝した後は、必ず狐を撫でておりましたw
そして探索する道中に発生するサブクエストにおいても、人間ドラマがきちんと用意されてるので、他ゲームでよくあるお使いクエストにならないので、飽きを感じさせません。
個人的には僧兵のお話が好きですね。
兄弟としての絆と僧としての自分という心情を語るキャラなので気に入ってます。
ゴーストオブ対馬の登場人物は本当に人間くさくていいですね。
自分なりの主義主張がきっちり表現されているので、戦うことになっても心の底から嫌いになることがありませんでした。
というのがゲーム本編における感想。
ここからは番外編というか、オンラインとして含まれる冥人奇譚に入ります。
本編は一人プレイですが、対馬だとオンラインとして遊ぶ用の冥人奇譚というのがあります。
こちらはソロでも遊べますが、最大四人プレイでMAPを攻略していく戦闘モードです。
ただ私は知らない人とボイスチャットしたくないので、チャットはしませんけどね。
しかも結構な頻度で外国語飛び交ってるので、ゲームに集中するだけです。
ですが、オンラインはオンラインで本編中には無いシナリオやMAPが存在するので楽しいですよー。
満喫するならソロでやってみるといいです。
ただし、ソロだと初見シナリオやると長時間必須ですけどねw
誰かと一緒にやると、どうしてもある程度合わせないといけないので、物語を満喫する前にクリア優先だからのんびりできません。
またオンラインと本編は微妙に操作方法が違うので、やっぱり初めてプレイする時はソロしてみるほうがいいと思います。
……ちなみに私は本編も冥人奇譚も操作慣れるまでに10数回は死にまくりました。
操作方法理解しても、戦闘中だと道具切替とかも一瞬で出来ないから結構大変。
そんなこんなでゴーストオブ対馬はプレイヤーが気に入ったら、本編だけでも60時間以上は楽しめますし、冥人奇譚もオンラインだから数十時間は簡単に消費します。
結果、ソフト一本で凄く遊べるので、本気でお勧めします。
しかし、本当にメーカーさんにびっくりです。
海外のメーカーさんがここまで日本人から見ても違和感の無い日本を制作したのだから、どれだけこの作品を制作する時に研究してきたんでしょうね?
現在はペルソナ5ロイヤルやってます。
クリアしたら続編のスクランブル予定。
11月はメガテン5だし来年はエルデンリングで、遊びたいゲームがいっぱいです。