3話~「魔石学部入試試験」~
前回のあらすじ:魔法学院魔石学部の入試を受けることとなった。
お久しぶりです。投稿が遅れてしまい申し訳ありません。
たくさんのブクマ登録ありがとうございます。
しばらくは一週間に一本というペースになるでしょうが、その分一話の密度を上げて投稿しようと思います。
入試会場に入ったイサマ。
そこにはすでに多くの受験生が集まっており、数えきれないほどの人数がいる。
どうやら自分が時間ギリギリに来た受験生である、と彼は気付いたようだ。
彼があたりを見ると、辺りは静かと思いきや数人でつるんでいるグループが少し。
その他は喋らず本のようなものをぱらぱらと見直している。
そして、彼らのほとんどが見たことのない服を着ている。
イサマはそれによって疎外感を覚えたり羞恥を覚える人物ではないため、ただ珍しいと思っただけだが彼らはそれだけではないらしい。
あるグループが彼の元へ向かう。
「ちょっといいか。貴殿の名前は何だろうか?」
「……いきなりなんでしょうか? それに、貴殿の名前を先に言うのが礼儀では?」
急に名前を聞かれたため、彼は不審人物だと思って対応していた。
実際、貴族社会ではいきなり人の名前を聞くのは失礼だと見なされている。
そのためイサマの対応は間違ってはいないのだが……
「ちっ、まあいいだろう。
我が名はシマラダ男爵家三男のコーチル・シマラダだ。
貴殿の名前を教えてもらおうか」
「……私は、イサマと申します。これで満足でしょうか?」
イサマの対応で明らかに気分を害した様子の男爵子息。
ただ挨拶をしてもらった以上、返さないわけにはいかないためイサマも挨拶を返すのだが喧嘩腰の態度に気分が悪い。
「ふん、やはりか。
お前もどうせ記念受験の輩か。
はぁ、これだから……こんなやつと一緒に受験しないといけないほどとはな……」
「記念受験?」
「ああ、もういい。
一山当てようということで、この魔石学部に受験したのだろう?
これだから庶民は……」
ため息交じりに話す男爵子息。
元々、イサマの服装を見て恐らく庶民、それも田舎から夢を持ってこの学院に受験する人、だと思っていた。
一応それなりに丁寧な態度で話を聞いてみたものの、やはり予想通りということですでに会話する気が無くなったようだ。
「なんだ、お前はそんなことも知らないのか?
栄誉ある魔法学院はな、この魔石学部は新設したんだよ。
その入学枠が庶民も受け入れる、というもののせいでお前のような庶民がいることいること……」
と取り巻きの一人がそのように言う。
つまり、魔法学院というネームブランドのある場所が新しく学部を作りそこは庶民も受け入れると建前上言っているため、一縷の希望をかけて挑んでくる人がいるということである。
(そういえば前世の有名難関大学が新しく学部を作る際、高校生から人気があったせいか他の学部よりも人気が出たという事例があったな……
要はそういうことか)
イサマは貴族たちの言いたいことをようやく理解した。
こういう話は裏話であり、貴族的な感覚に乏しい彼にとって無縁なものであったため気付くのが遅れてしまった。
本来ならばマキュベスがそのようなことを教えるべきであるのだが、イサマの特性やら生まれやらを考慮した結果研究分野への教育に特化してしまった。
実際、そのおかげで成果を出しているため決して間違いではないのだがこの場面では一人遅れてしまったのは確か。
そもそも、彼は記念受験ではなく受かるため……言ってしまえば、入学の建前のために受験を受けに来ているようなもの。
そのために一応受験勉強もしてハマっていたものの、本職は魔法研究である。
(前世でこういう人は見たことないが、他の人を記念受験だと思って安心したい質なのだろう。
そういう人には、頑張れと思いつつ放っておくのが一番か)
と大人の態度を示すイサマ。
珍しく彼の転生前の知識やら経験が役立った。
それも彼自身が受験に対して余裕があるからと言うのが大きな理由であろうが。
イサマは気付いていないのだが、実は貴族には貴族用の学部が存在する。
具体的には魔法学部である。そこは生粋の貴族しか入れない。
そこを目指さず、あえて魔石学部を狙いかつ他の受験生をこのように言う……よほど余裕がないのかあるいはプライドが高いのか。
彼らを見たおかげで逆に心が落ち着いたイサマは席に座ってじっとしていると、いつの間にか試験官が訪れて、
「そろそろお時間です。皆さん、お席におつき下さい」
という声が来たため全員が席に着く。
さて、最初は筆記の試験だろうか、とイサマは思ったのだがその予想は外れる。
「まず、第一試験の説明をさせていただきます。
皆さんの手元に魔石を配ります。その後、皆さんに少し時間を差し上げますので、どうすれば魔石を起動できるかを考えてください。
一定時間経過後、受験生の番号をお呼びしますのでそちらに訪れてください。
そして試験管の目の前で魔石を使ってみてください。
無事発動できましたら、第一試験合格。発動できなかったらその時点で入学試験不合格となります。
考える時間、及びこの試験の時間では当然、外出、私語、その他受験生の回答を見ることは不正行為として扱います。
そのため、以上の行為は控えてください。
以上となりますが、何か質問がある方はいらっしゃいますでしょうか?」
ある人が手を挙げる。
試験管がその人を指名すると、
「魔石を使う際、火力調整ができない可能性がありますが思いっきりやってしまっても構わないでしょうか?」
「ええ、構いません」
という返答が来た。
その人はガッツポーズをしたのだが……イサマあたりはこの試験に違和感を覚えていた。
そして魔石が配られるのだが、その違和感が何かすぐに思い立った。
(これは、普段の魔石と比べて発動しにくくなっている。道理でこんなよくわからない試験にしたのか)
魔石。
その石に力を込めることで魔法のような現象を発動できるもの、というのが広義的な定義である。
つまりその石があるだけで、ほとんどの人が魔法のような現象を引き起こすことができる。
力を込めるというが凡その場合その石に触った状態で発動したい、と思うことで発動する。
一般にはそれで納得されており、かつお手軽に火を起こしたり水を持ってくることができるため非常に便利な道具だという認識。
比較的安価であるため庶民にとっても手を出せ、かつ使い捨てなので今ではコリオダ王国の流通に乗っかっている。
現に生活にも使っている領地や村もある。
イサマの村は比較的そのようなものに恵まれていなかったものの、例えばマキュベスの家の領地では比較的活発に使われている。
当然、イサマも小屋で過ごした時代で散々使ってきた道具であり、そのたびにどうしてただ力を込めるだけで発動するのか、と悩んできた道具である。
今でも仕組みについては詳しくわかっていないため、この学院に来たというのが主な理由だ。
しかし、一応力を込めてみるがやはり発動しない。
それなりに強く発動したい、と思っても魔石からの反応は一切ない。
通常、魔石が発動する際は何かしら魔石から応答が返ってくるのだが、無いということはこの魔石に何かしらの細工がされていることは確かである。
(……なるほど、これで記念受験の人を落とすということか。
確かにこの手法であれば、ほとんどの庶民は落ちてしまうだろう)
と冷静にこの試験の分析を行うイサマ。
彼が今まで使ってきた魔石であれば、先ほどの力で全て発動してきた。
庶民が使う分にはその程度で十分であるからだ。
でなければ、手軽に扱える道具という扱いにはならない。
(恐らく、貴族の方がこの試験を作ったのだろうか……
しかし試験としては比較的公平だろうから、文句を言おうにも言えない。さて、どうしたものやら)
貴族にとって、魔石学部という括りがあるからと言って庶民がむやみやたらと入学されては困る。
とはいえこれは王国が決定したことであり、これ以上文句を言うのもいろいろと問題がある。
であれば、試験の段階である程度落としてしまえばよいという発想だろう。
厄介というか巧妙なのは、魔石を発動することそのものが試験内容であること。
魔石学部、と名前がついているだけあって魔石のことを中心に教える。
だが生徒がまともに魔石を扱えないのであれば、いくら教えても使えないだろう。
そして、イサマがいろいろと触ってみた感じ思ったことは。
恐らくこの程度であればすべての貴族がこの魔石を発動させることができるだろう、というもの。
実際、この魔石はあえて使い勝手があまり良くないものを集めたものであって、貴族自体が細工したものではない。
この程度のモノであれば世の中にいくらでもあるといえるだろう。
確かに魔石学部所属で使える魔石と使えない魔石があるというのでは、教育に滞りができてしまい不便が生じてしまう。
だからこそ、この試験を採用したのだろう。
もちろんそれは不公平な点はある。
限られた人、それも先天的にそういうことができる人しか入学できないということ。
生まれで全てが決まってしまうことだ。
しかし、そもそもの話。
この学部を設立した目的は生まれの能力の解消ではなく、魔石について専門的な教育を積んで研究する人を増やすためのモノ。
なので、それを不満に挙げるのはお門違いといえよう。
「時間です。今から受験番号をお呼びするので、そちらにお集まりください」
と試験官が言う。
本来なら、後の方に呼ばれた人の方が有利になってしまうがこの試験の性質上いくら考えても発動できないものはできない。
そのため、あまり支障がないと判断された。
一人目。
魔石は片手で握れるほどの大きさであるが、それを握って必死に発動しようとするのだが……
しばらく待っても発動しない。
そのため、イサマの体感一分程度で
「残念ながら、あなたは不合格です」
と、冷徹に言う。
完全に事務作業と思っており、一切受験生に感情を見せない。
例の受験生も、その雰囲気を見たせいで何を言っても無駄ということで立ち去ってしまった。
しばらくして。
イサマの前に呼ばれた受験生は全員不合格であった。
残念ながらこの試験は個人個人の結果が他の受験生にばれてしまう。そのため、不合格の受験生は縮こまって帰る準備をしないといけない。
「ふざけるな! 俺の家はこの学部に入るためにいろいろと金をかけたんだぞ!
なんでこんな試験のために不合格にならないといけないんだ!」
と先ほどの男爵子息が試験官に突っかかる。
貴族の子息でも不合格になるのか、と思いながら彼の様子を見ていた。
そして対貴族生徒にはどのような扱いをするのか、というのも気になっていたのだが。
「残念ながら、貴方は不合格です。退出してください」
その反応は、予想通りというか冷徹かつ作業じみた態度。
この試験は魔石を使えるかつかないか、と言うのを区別するだけの作業だということを嫌でも気づかせる。
「なぁんだと……! この、やろう!」
と言って、先ほどの男性は殴り掛かる。
ここで暴力沙汰に走るというのはさすがに予想外であったため、そちらへ目が引き付けられてしまうのだが……
その男性の拳を掌で受け止めて、一瞬で受験生の後ろに回り気絶させた。
この一連の流れをイサマは見えなかった。
殴りかかっていたら、いつの間にかその受験生は倒れており試験官は先ほどと変わらないような態度で他の人を呼び、その受験生を外に無理やり出したのであった。
貴族であっても、人でないような扱いをする。
これだけで彼ら試験官が受験生のことをどう思っているのかと言うのがうかがえてしまう。
少なくとも、彼らに人情味を期待するのは間違いだというのは全受験生に知れわたった。
「次の受験生、12321。どうぞ」
その淀んでしまった空気を一切気にせず、淡々と呼びかける。
するとその受験生がやってくるのだが……
(あの受験生、他の人と明らかに違う。
服装や容姿はもちろん、貴族でさえ見せない風格が出ている)
イサマは、彼を見たとき他の受験生と圧倒的に違うオーラを感じていた。
一見質素な服に見えるが、明らかに自分と違う材質を使っている服。
そして隠しきれていない鮮やかな金髪と金髪の瞳に眉毛、そしてきりっとした端正な顔立ち。
極めつけは、絶対の自信があるのか威風堂々と試験官の元へ向かう姿。
今まではおどおどしていながら近づいてきた人が多いため、それだけでも非常に目立つ。
そのため彼のことが最も印象に残った。
「ここで、この魔石を発動させればよいのですね?」
「ええ、お願いします」
というと彼はその魔石に人差し指をちょこんと触っただけで、一瞬で水がその場に生成され形作る。
今日の試験で初めての魔石使用者にすべての受験生が心を奪われていると、
「おめでとうございます。合格です。
しばらくこの場で待機しているようお願いします」
「ふむ、了解です」
試験官もその受験生も当たり前という態度で席に戻る。
そのあまりにも泰然とした態度に、逆に落ち着きを取り戻してきた受験生たち。
イサマも例外ではなく、あの予想外な展開からのショックも戻りしばらく他の受験生を眺めていると
「受験番号、14532。こちらに来てください」
という声が聞こえた。
そのため、イサマも魔石を持って会場に向かう。
「それでは、お願いします」
試験官が他の受験生にもかけた言葉をかける。
一応、正規の方法で発動できないか試してみるのだがやはりうんともすんとも言わない魔石。
そのため、あまり見せたくない方法を使うことにした。
まず、彼が目を閉じ自分の中の力をコントロールし始める。
そして、内側からある方向へ指向性を持たせてその力を向けるのであった。
最初は諦めたのか、と受験生の多くは興味を失っていたが彼の様子を見て変だ、と数人が気づく。
「……ほう、彼はアレを使えるのか」
先ほどの泰然とした受験生はそうつぶやく。
横には彼の護衛がいるのだが、特に反応を示すことがない。
今は受験中ということで控えているものの彼の姿を忘れないように記憶することにした。
当然、それには試験官も気づいたようで。
この時初めて彼らは感情を見せる。
ハッと驚いた表情をして、メモする手を動かさず彼の方へ視線をくぎ付けにしているのであった。
そして先ほどの合格した受験生同様、机に置いた魔石をちょっと触れる。
すると彼の顔面ほどの大きさがある水球が目の前に現れた。
先ほどは拳小サイズであったから、なおさらその大きさには全員が驚いていた。
それを維持したまま、試験官に声をかける。
「すみません、これで合格でしょうか?」
「あ、ああ。確かに、合格です。
しばらくこの教室で待機していてください」
と声をかけられるや否や、それを消すことにした。
本来ならもっと早く消したい、と彼は思っていたのだがこの技を使ったことで彼は気が焦ってしまったのだ。
あの技の代償のためか、大粒の汗を服にしみこませながら自分の席に戻る。
先ほど彼が行った技は、端的に言えば魔法を発動させるための切り札のようなもの。
実は魔石にも魔法のプロセスと近い部分があり、それが魔石を発動する部分である。
具体的には、発動したいと意志を込める所。
当然ながら、発動したいと思うだけで魔法が発動すれば貴族や庶民という区別が魔法を使えるか否か、というものでされない。
実際色々と御膳立てがされている魔石でさえも、発動したいと思うだけで発動するものではないからだ。
では、なぜ先ほどのような行為を行ったのか。
それは魔法を発動するときに使う技術を魔石を使う際に使ったのだ。
だから他の受験生も、試験官も表情をにじませていた。
当然ながら、それをなぜ使えるのかというのはマキュベスから習ったから……といいたいところだが、彼にそれをコントロールする才能もあったから、と言わざるを得ない。
もっと言えば、それに関する研究を行っていたというのも理由に含まれる。
つまるところ、彼単独の発動させたいと思う力ではあの魔石を使う事はできなかったが、貴族が使うことがある方法のために発動できた。
その技術に関してだが……実はイサマも全てを把握しているわけではない。
イサマが理解しているのは、あの状態の時自分の体からある方向に、いつもより多くあるものが放出されたという事実のみ。
本来ならその原理もきちんと理解しなければならないのだが、そこは彼の研究の限界といえざるを得ないだろう。
実はあれが起こったことをマキュベスが把握しているレベルで説明すると、彼は魔力を用いた。
詳しくはまた後に授業で取り扱われるものなので、今はざっくり説明すると魔法や魔石を発動するための源のようなものだと思ってほしい。
そして、魔力を放出することは一応誰でもできる。
しかし、あのように指向性を持って放出するというのは貴族でもできる人がいたりいなかったりというもの。
その魔力を使って、無理やり魔石を発動したということだ。
しかし、魔法の第一線研究者であってもそれぐらいしかわかっていないというのが現状である。
そのためイサマがあのレベルしか理解していない、と言うのも仕方ない話であり、かなり雑な説明になってしまったのだ。
イサマがこの学院に通う理由は、この原理について調べることだがこの学院にもきちんと理解している人はまずいない。
それはあの試験官が表情を示したことが端的に理由をあらわしている。
あの魔石の試験だがこの試験の目的は魔力を指向性を持って放出できるか否か、ではなく魔法を放出している量が一定以上か否かと言うのを測定するものである。
そのため他の受験生は触っただけで発動できているのであった。
しばらくして、全受験生の第一試験が終わった。
残ったのは十人程度。
最初は無数の受験生がいたということを考慮すると、この選別ともいえる試験だけでほとんど削られてしまった。
その後。
第二試験ということで、一応実技か筆記か選ぶことになる。
イサマは当然筆記側を選んだものの、受験生全体で見ればほとんど半数に分かれた。
そして試験を受ける。
内容はマキュベスと特訓した、地理や政治、他には国語や数学などの総合問題。
試験時間は現代で言う六十分であるのだが、
(なんだこれ、簡単すぎる)
イサマは問題をざっと見たとき、さっきの試験に比べると簡単すぎると思いすぐに手を付ける。
なにせ、聞かれている内容は所謂常識問題。
数学に至っては四則演算と中学入試の文章問題程度であり、今でも彼が研究で使っているような高度な数学は一切使われていない。
なので、見直しまで含めて十分程度で終わってしまう。
地理や政治の問題については、確かにマキュベスと対策していなければいくつか落としていただろうが、それを仮に落としたとしても合格できるだろうというもの。
(これ、第一試験と第二試験逆だろう。
ここまで残る人で、試験で落とすというのはいるのだろうか……)
実際、試験の難易度を間違えたと思われても仕方ない内容である。
裏事情として、受験生が多ければ採点が面倒ということで最初に第一試験で魔石を発動できるか否か、と言うのを測定した。
それができれば、学院側として学力そのものにはあまり期待していないということだろう。
そして、試験が終わる。
「これで魔法学院魔石学部入学試験は終わりです。忘れ物がないか確認してからお帰り下さい。
お疲れ様でした」
彼があたりを見ても、ほとんどの人物ができたという顔をしていると感じていた。
つまりここにいる人の多くは同級生になるのだろう、ということまで思い至る。
しかし、すぐにその場を立ち去ってしまうことにした。
マキュベスがもう迎えの場にいるだろうということと、今の時点で興味が湧いていないというのが主な理由である。
実際、イサマがいなくなってから他の面子もすぐ立ち去っていたので彼だけではないのだろう。
こうして、入試という長い一日が終わったのであった。
お読みいただきありがとうございました。
非常に長かったですが、展開自体はそこまで進んでいないという。
ちなみに、「魔力」「魔法」「魔石」ですが、これらについては後程作中で厳密に定義します。
ただ今のところはこの話で説明したざっくりとした理解で構いません。
作中の人物も今のところこの程度しか判明していないので。
それではまた来週。




