化け薬編1話
あなたは聞いたことありますか?「化け薬」というものを…
──これはごく普通の生活を過ごしている高校生のお話しだ。
「はぁーやっと学校終わったー。」
学校が終わってため息をつくななみである。
ベッドでゴロゴロしながらスマホをいじる。
「あーやばいやばい化粧落とさないと」
急いで化粧を落とす。化粧は文字通り人を化かす。詐欺になるぐらいに…
だが、そんな化粧も女の敵である。長い時間つけてると肌が荒れてしまう。
「肌が荒れたら困るわ」
化粧を落としながらつぶやく。
ななみには1個上のけんたという男が好きである。その人とは幼馴染みである。
ななみは決心して、明日告るつもりでいる。
─次の日の放課後
「先輩好きです」
ななみは頑張って言う。だが
「ごめん。俺好きな人がいるんだ」
ななみはあっさりと振られてしまう。
帰りにななみは噂を聞く。
「ねねーあのけんた先輩ってみお先輩が好きらしいよー」
「ほんとー!その2人くっついたら美男美女カップルじゃん」
ななみはそれを聞いて驚いた
「なんで!私の方がけんたと幼い時からずっと一緒なのに」
心の中で叫ぶ。
「絶対けんたのこと振り向かせてやる」
─夜の部屋で
カチっカチっ
マウスの音が部屋に響く。
「これ1錠毎日朝晩飲むだけで美人になれるって!レビューでも綺麗なれたって書かれてる。これならいけるかも。」
マウスを注文ボタンまで動かし、クリック!
「ご注文ありがとうございました。明日の朝にお届けします。」
「明日の朝に届くの!これはやい!あっもうこんな時間だ。夜更かしは女のて!き!」
そうして、ななみはお布団に潜った。
続きは次の話へ…