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DEVIL  作者: 悠夢
3/6

謎の少年を追え

 明美は不自然に怪しまれないように一定の距離を保っている。

 (何処に行くんだろう)

 今は本校舎の1階。職員室方面を歩いている。このまま真っすぐ進んでも体育館に向かうだけだ。それでも山本は進む。着けている明美は仕方なくその後を付けるしかない。

 後は体育館に向かう渡り廊下を進むだけとなった時。

 「えっ!?」

 予想外の行動に声が漏れる。体育館に向かうと思いきやその手前で右に曲がる。たしかにここは一本道ではない。道はもう1つある。あるにはあるがその廊下の先は行き止まり。そんな場所になんの用事があるのか検討もつかない。

 そうこう立ち止まって考えていると廊下を曲がった山本の姿が見えなくなる。行き止まりの為、焦る必要もないが駆け足で追いかけ廊下を曲がる。

 「あれ!?」

 またも声が漏れる。廊下を曲がった先に山本の姿は・・・・・・なかった。

 たしかにここを曲がったはずだ。廊下の奥まで行っても扉も何もない。あるのは壁に埋め込まれた火災報知器のみ。

 後ろを振り返り元来た廊下に戻って左右を確認しても山本の姿はなかった。

 今この廊下にいるのは部活に向かう生徒。そして、辺りをキョロキョロと見渡し少し不振そうに見える明美だけだった。

謎の少年の後を追った明美。明美は調査のために後を着けただけであって犯罪目的とかではありません。まあ、無断で後着けるのもあれですが・・・

皆さんはそういうことしてはダメですよ!

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