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国…それは演説 「憤怒」より XX
1つ前の話が中途半端に終わってしまってて、すみませんでした……汗汗(~_~;)
(寝落ちは恐ろしいです……)
ゴゴゴゴゴ……ガンッ
大きな音を立てて扉が見えなくなる。
「これでよし 」
私は国の裏門から外へ出た。来た時と同じように、隠れた道を通って。
私は門の正面に立つ。
ありがとうございました。
ロトさん、ハナエさん、カシさん、コイさん。
またいつか。
私は再び歩き始める。なんだか、スッキリしていた。
「ねえ、サマヨイ 」
「ん? 」
「めっちゃ怒ってたらしいじゃん 」
「うん 」
実をいうと、あまり覚えていないのだ。
とにかく必死になって、身体中を何か熱を帯びたものに包まれて叫んでいた。
あれを怒りと呼ぶのか。
その意味を少しだけ、理解できていない気もする。
でも、
「でもね、私だけじゃないと思う。怒っていたのは 」
「へ? 誰も怒ってないでしょ。訴えてる人とか笑ったり、大声で叫んでた人はいたけどさぁ」
私は青から朱色へと変わっていく空を見上げる。
「そうでもあるね 」
「えー? もうわっかんないや 」
私は小さく笑った。
「私なら、あの国のことを "沈黙の国" って呼ぶかな 」
「……はぁ〜? 」




