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第21話 アイラの黒い笑い

そこでは、縄で縛られたアエイスが居た。

そして、その前には椅子がありそこにはアイラが座っていた、それも黒い笑いを浮かべながら。

そして、その状況をキドや町長、アーシィやイヤルが苦笑しながら見守っているという奇妙な状況が出来上がっていた。

「なんであんなことをしたのか話してみなさい。なんとなく分かっては居るけれども、みんなの前ではっきりさせておきたいのよ」

「だから、そこの町長の父親のイワン町長が暗殺ギルドが誰かに依頼をして、俺の両親を殺したんだよ。だから、はらいせにあんたに仕返しをしてやろうと思ったわけさ」

「だからって、特に関係のない人を巻き込んでいいと思ってるの?」

「いいんじゃないのか?そこの町長の父親は俺の両親を殺した。だから、はらいせに殺すとは言わないまでも、恥ずかしい思いさせてやるくらいは良いじゃないか」

「まあ、なんとなく分からないでもないけれどもね……物には限度ってものがあるのよ。

例えば、寝込みを襲って丸坊主にしたりするとか」

「おおっ!それいいな」

「でしょ〜?我ながら中々のアイディアだわ」

なんだか話が脱線してきている気がする。

尋問から、いたずらの計画になってきているような……。

「あの、ちょっといいですか?」

「「何?」」

「話が脱線してますよ?」

「「はっ!!」」

やっぱり気づいてなかった……。


「……えっと、じゃあ話を戻しましょう」

「……ああ、そうだな」

「えっとイエン町長が言うには、反省、謝罪をするというのならば今後もこれまでと同じようにこの町で働いていて結構だということです。アエイスさんは、どうしますか?」

「俺に断る理由もないだろう、これからはこの町の為に働くさ」

「じゃあ、イエン町長もそれで良いですね?」

「ええ、もちろんです」

にっこりと微笑みながらイエン町長は言った。

「じゃあ、これで一件落着ということで良いですね?」

「「はい」」

「でも、それでアエイスがちゃんと更生するかも分からないし、ちょっと魔法を掛けたアクセサリーを付けておきましょうね?」

ちょっといたずらっぽい笑みを浮かべながらアイラは言った。

その場にいる一同は、嫌な予感がしてならないのであった。




「で、このアクセサリーはどんな魔法が掛かっているんだ?」

「それは、効果を見てからのお楽しみよ。ちなみに、発動条件はあなたが何か悪巧みをしたり悪いことをしたときに発動するわ」

「そうか、分かった。じゃあ、まじめに働いていれば問題ないんだな?」

「まあ、そういうことになるわね」

そこで、別れの挨拶を切り出す。

「じゃあ、またこの町に寄ることになったらそのときはよろしくね?」

「はい、もちろんです」

「じゃあ、みなさんまた会いましょう」

そして、キドとアイラは歩いて去っていった。

「じゃあ、帰りましょうか?」

「だな」

「ですね」

「です」

全員同意の上で帰って行った。


そして、時は数ヵ月後……。

「だから、なんで俺の飯ばっかり取るんだよ!!」

「だって、アエイスさんのが一番多いから」

「だからって俺のばかりじゃなくても良いじゃないか。他の奴のを取ったって」

「でもね〜、やっぱりそれが良いんですよねぇ〜」

「だからなんでだよ」

くそっ!!いつか仕返ししてやる!!この前も取られたし、次は俺が取ってやる。

等と仕返しの決意をすると、

バチバチッ!!

「バタン!!」

「アエイスさん!?大丈夫ですか!?」

「ああ……まあ、大丈夫だ」

どうやら、アイラ達が置いていった指輪の効果が発動したらしい。

「時々こうなるってことは、何か悪巧みでもしてるんじゃないですか?」

「いや、今みたいに飯を取られたときだけだ」

「そうですか、ふふっ」

「何を笑ってんだ、元はといえばお前らが俺の飯を取らなければ言いだけの話だろうが」

「でもやめられませんねぇ〜」

「くっそぉ〜、厄介な物残していきやがって」

(まあ、自業自得だからしょうがないんだけどな)

と心の中で反省し直すのであった。


ラズ:いやぁ〜第一部がついに終わりましたよ

キド:長いような短いようなよく分からない感じだったな

アイラ:本当ね、そういえば第二部はどうするの?

ラズ:俺の好きな展開を出してしまったりするかもしれない。それか、この小説を一旦完結ってことにして、他の小説を書いてみるのも良いかもしれないなぁ。

もちろんその時はこの小説も、また再開するけどね

キド:ならいいが、間違っても新作を書き始めてこの小説が再開できないなんてことにはならないようにな

アイラ:そうね、それで私達のことを忘れたりなんかしたらイルド、フィラ、アクリスで総攻撃するからね

ラズ:うわっ!!怖っ!!

キド:そろそろ第一部完結の挨拶をしなければ

アイラ:そうね早くしなきゃ、作者!!

ラズ:はいっ!!

アイラ:台本は!?

ラズ:ここにあります

アイラ:早く出しなさいよね、まったく

キド:じゃあ、最後の挨拶揃っていくぞ。合図はラズに頼む

ラズ:おっ名前で呼んでくれた。やる気でますねぇ。では、せぇ〜の

一同:第一部完結しました。とりあえずこれで完結にしようかと思います。

そして、また第二弾として再開しようかとも思います。その時はよろしくお願いします。

拙い初小説を最後まで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。

第二弾の時もよろしくお願いします。

ぺこ <(_ _)>ぺこ <(_ _)>ぺこ <(_ _)>


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